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ギリシア哲学史図解:メモ

 ________「 ソ ク ラ テ ス 以 前 」_________
|                                  |
|(ミレトス学派)   (エレア学派)   (独自の主張)      |
| タレス  ←対立→  パルメニデス☆               |
|  |水          |同一性                |
|アナクシマンドロス     |     ☆ピタゴラス   数    |
|  |二項         |     ☆ヘラクレイトス 火    |
|アナクシメネス      ゼノン☆                 |
|空気|____折_衷____|パラドクス              |
|        |                         |
|      (多元論者)                      |
|    ☆エンペドクレス 四元素                  |
|        |                         |
|     アナクサゴラス 微小なアルケー              |
|        |                         |
|    ☆ (原子論者)    ☆                 |
|    デモクリトス/レウキッポス アトム             |
|________________|_________________|
                 |
                 |
 ___「 ポ リ ス を 基 盤|に し て い た 人 々 」__
|                |                 |
|                |末裔               |
|   ソクラテス ←対立→  ソフィスト              |
|     |                            |
|  _プラトン イデアー個物                    |
| |   |                            |
| | アリストテレス 形相ー質料                  |
|_|________________________________|
  |
 _|____「 ヘ レ ニ ズ ム 時 代 以 降」________
| |                                |
| |    (懐疑主義)(エピクロス主義)(ストア主義)      |
| |    ☆ピュロン ☆エピクロス    セネカ         |
| |影響                  エピクテートス     |
| (新プラトン主義)            マルクス・アウレリウス |
|  プロティノス                          |
|__________________________________|
(『30分でわかる哲学&思想』小須田健 13頁より)


参考:
へーゲル『精神現象学』(1807)の種明かし(『ヘーゲル現象学の理念』より)

意識
感覚=パルメニデスからヘラクレイトス
知覚=レウキッポス
悟性=プラトン「ソピステス」

自己意識
生命=アリストテレス「霊魂論」
主従=アリストテレス「政治学」
不幸な意識=新プラトン派 (前段階のストア主義、懐疑主義は文字通り対応。)

追記:
3世紀前半に書かれた『ギリシア哲学者列伝』(全10巻、岩波文庫では全三巻。全82人を紹介。)によれば、タレスの教えを受けたアナクサゴラスから始まるイオニア学派(2〜7巻)とピタゴラスから始まるイタリア学派(8、9巻)☆のふたつの流れに大別される。
イオニア学派はプラトン以降、1アカデメイア派(4巻)、2アリストテレスら(5巻)、3キュニコス派(6巻)とゼノンから始まるストア派(7巻)の3つに分かれる(下巻解説p373-376)。
by yojisekimoto | 2010-05-29 00:14 | 研究


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