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「死の欲動」:メモ

「死の欲動 the death instinct, the death drive ,todestrieb」の発見史において、ゲーテの『ファウスト』は特権的な地位を占める。ウパニシャッド(ブリハッド・アーラニヤカ・ウパニシャッド1:4:3)も同じ箇所がユング、フロイトに引用されている。

以下、メモ:

ユング 『変容の象徴』ちくま文庫上
ブリハッド・アーラニヤカ・ウパニシャッド 男女合一(1:4:3)321頁
ゲーテ ファウスト 「患者」上188、
「悪を欲して善をなす」267




シュピールライン『秘密のシンメトリー』  
図112
ファウスト「上も下も同じ」369
キリスト387
ワーグナー「ジークフリート」400




フロイト『自我とエス』ちくま文庫
「抑えられずにいつも前へと突き動かされる」書斎の場
ファウスト 168頁
ハイネ?
ウパニシャッド男女合一190-1頁
(生物学的起源がよく批判される。シュピールラインも微生物学者メチニコフの影響で死の欲動〜厳密には彼女はこの用語は使っていない〜を提唱したとされる。:『<死の欲動>と現代思想』)

ラカン『フロイトの技法論上』(参考:スタンレー・カヴェル『哲学の<声>』230頁)
 ゲーテ ウェルテル上228頁


指揮:フィリップ・ジョルダン
ウィーン国立歌劇場管弦楽団
演出:アンドレイ・セルバン
ウェルテル…マルセロ・アルバレス
シャルロット…エリーナ・ガランチャ
(ただしラカンが挙げたのは両者の出会いのシーン)


柄谷『ネーションと美学』
カントとフロイトに「平行性」95頁 

カント『判断力批判』岩波文庫上
1:26  ピラミッド、聖ピエトロ寺院 157-8頁 →量、不快の問題
by yojisekimoto | 2010-11-04 12:32 | フロイト


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