柄谷行人、四つの交換図、原発バージョン:
(岩波新書『世界共和国へ』、「新潮」7月号他参照)
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司法 東大 | 自民党 地元
(国家) | (国民)
経産省 安全 |マスコミ 一部
委員会| 労組 平
_______|________
東電 | 反原発
(資本) | (X) 等
東芝他 投資家| 脱原発
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自 由
右上から反時計回りに、国民(ネーション)、国家(ステート)、資本(キャピタル)は癒着して三位一体の権力構造をなす。
ネーションは互酬制、ステートは略奪再分配、キャピタルは資本主義(弱肉強食)というようにそれぞれ交換様式に差異がある。
その中でもさらに区分けができ、対抗するアソシエーション(協同、連合)内も区分け出来る。
三位一体に対抗する、自由と平等を兼ね備えたアソシエーション内でも、機能としてはそれぞれの交換様式を内包し、自律すべきである。
マスコミ(読売、電通といったジャーナリズム及びマスコミ)、大学、投資家は本来、X=アソシエーションであるべきである。