バルサのトライアングル

CWCで優勝したバルサのサッカーの強さの秘訣は味方がパスコースを三角形になるようにつくり続けるところにある。
ドリブルをしないとすれば、ボールの軌跡を分解写真風に描くと以下のようになる(一例)。
ボールは左から右へ

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ただし、バルサの中盤はボールを持って振り返ることが出来る。
よって(上記の動きも組み合わせて)以下のような多様な形になる(一例)。
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(むろんこれに、長短、緩急の要素が加わる。さらにコンパクトさ、つまり縦にショート&横にワイドなポジショニングが前提にある。)
以下のような図が原型にあると考えるとわかりやすい。

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多くの日本のパスサッカーは以下のようになっていて、外に開いていない。
それは振り返るポストプレーが軽視されるからである(日本サッカー界ではドリブラーは復権したのにポストプレイヤーは貶められている)。

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中盤の選手にもポストプレイヤー的な動きが求められるのが現代サッカーなのだ。
(ポストが軽視されるのは敵を想定した練習をしていないためだ。)

追記:
全然関係ないが、自分が読んだ地域通貨関連の記述で一番早いのはスペイン革命時代のものである。
地域通貨に見られるようなある種の独立精神がバルサのサッカーを支えている。


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スペインの中盤は全員ターンができる
つまり全員ポストができるCFの能力を持っており
むしろ全員FWとさえ言える
背が低いからクロスを挙げないだけだ

日本の中盤は甘やかされている
バルサの鳥かごを日本も取り入れるべきだろう
(日本の鳥かごは監督や選手がパス回しに酔うだけで実践向けではない)


(p)(p)http://www.soccer-king.jp/column_item/id=3178

日本では「ロンド」を下図左のような4対2のボール回しと思っている人が多いが、
実はバルサのロンドは違う。4人が正方形を作り、その中央にフリーマンが 入り、
守備3名が作るトライアングルの中心にパスを通す。こうして、ボールを相手守備
陣形の中心に収めていく練習を盛んに行っているのだ。


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◯   通常のロンド ◯     ◯ バルサのロンド  ◯

 試合において四角形の中心にボールが収まると、相手は金縛りにあったように足
を止めざるを得なくなる。なぜなら、万が一誰かが自身のポジションを捨て中 心に
入る選手のマークに付いたり、中心選手がボールを持った時点でプレスに出るとす
ると、通常DF4人、MF4人の2段構えで構成される守備ブロックが崩 れ、そこにギ
ャップができることになるからだ。
(p)http://www.soccer-king.jp/media/id=14785
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by yojisekimoto | 2011-12-19 01:52 | スポーツ


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