20140926 柄谷行人×港千尋×龔卓軍×林暉鈞

20140926 柄谷行人×港千尋×龔卓軍×林暉鈞

20140926【associations.jp】主催トークイベント

柄谷行人×港千尋×龔卓軍×林暉鈞

「新たな対抗運動の可能性―台湾・ひまわり革命」

今年3月〜4月、台湾の首都台北の立法院(国会議事堂)が585時間にわたって
学生たちに占拠された。「サービス貿易協定」の審議打ち切りに端を発した
運動は市民を交え、空前の規模に達した。「太陽花学運」(ひまわり革命)
と呼ばれるこの運動はどのような運動であったのか…

日時 9月26日(金)18:30開場/19:00開演
場所 北沢タウンホール(世田谷区北沢2-8-18)
アクセスマップ:https://kitazawatownhall.jp/map.html
入場料 500円
主催 associations.jp
共催 インスクリプト、隔月刊「社会運動」

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柄谷「(「学生運動において学生は)労働者と違いはない。僕も学生なんです(会場笑)」

管理能力を示したのが台湾学生運動。日本でもそこが問われるし、台湾でも香港でもその持続性が
問われる。
龔(ゴン)氏の話はNAMでネットを使っていた頃を思い出した。
柄谷は台湾の運動は1960年安保闘争19591127国会構内抗争、非暴力のそれに似ていると言うが、
明らかに台湾のひまわり運動は消費者の運動だ。
(柄谷は学生=労働者を強調するが)親が働き、子は勉学=消費をするというように、
消費者としての労働者は学生に複合的に現れる。
(消費者運動をマルクスの言説を鵜呑みにして軽視するべきではない。消費者運動の
方が国境を超えやすい。ただ協同組合を成り立たせるためには1000倍
の消費者運動が必要だ~大概のNPOは1000人を越えると専従が雇えるのが根拠~ラッセ
ルだけが労働組合と消費組合両者の利害対立を指摘した。)
PCや美術を優先する龔氏や港氏の認識に甘さはあるが、両生類のような学生への生
成変化(主体化重視一辺倒だと各主体が孤立しがちだ)を促すのは彼らのデザイン能力だろう。
そのネットを駆使したデザイン能力が、地域通貨、くじ引き、地域金融、代替エネルギ
ー投資に持続的に発揮されるかが課題だ。
新自由主義者には、長期的にはこっちの方が儲かりますよ、と言わなければならない。
また思想的には老子が重要だ。小国寡民、自給自足が理想だ。この理想がないから
新自由主義者は株価に一喜一憂する。

前出のようにシンポジウムの内容は「社会運動」に再録される予定。

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by yojisekimoto | 2014-10-02 13:00 | 柄谷行人


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