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柄谷行人『世界史の構造』参考文献表:簡易版

元サイト→http://nam-students.blogspot.com/2010/06/blog-post_9796.html
世界史の構造』(岩波書店):参考文献表(50音順)
[ア][カ][サ][タ][ナ][ハ][マ][ヤ][ラ][ワ]TOP@は引用あり。

[ア]
アーレント『全体主義の起源2』337@^495,338^496@,420@^500
     『暴力について』14@^470
アヴィセンナ(イブン・スィーナ)158
アクィナス(トマス・)158
(アトキンソン),81
新井政美『オスマン帝国はなぜ崩壊したのか』(338)^496
アリギ『長い二〇世紀』410^(500)
アリストテレス『政治学』141@142@^483,151,177(@)
アルチュセール,(6^467)
アルブリトン(ロバート・)『資本主義発展の段階論』(406)^500
アミン,36,309,
   『"Unequal Development"(不均等発展)』(32)^472,(309),
   『"Eurocentrism"(ヨーロッパ中心主義)』(187)^486
アンダーソン『想像の共同体』112,319@^494,(340)^496
イブン=ハルドゥーン『歴史序説』163
ウィットフォーゲル『オリエンタル・デスポティズム』(117,160,165),185
ウェーバー,107,
     『宗教社会学』189-190@^487,194^488@,196@^488,(200),204@^488,
     『古代社会経済史』169@^485,(209)^489,
     『都市の経済学』95^479,
     『支配の社会学』113-114@,117@^481,
     『プロテスタンティズムの倫理と精神』90,271,
    (『職業としての政治』)20,101
ウォーラーステイン,35,40,
         『近代世界システム 1600-1750』(160?),409@^500,410@^500,418@^500
         『人種・国民・階級』(バリバール共著)309@^493         
ウッド『資本の帝国』427@^500
宇野弘蔵「恐慌論」(著作集5),302^493,(405-407),411(「自由主義」)
エリアーデ『世界宗教史1』(208)^489@
エマニュエル,308
エンゲルス「家族、私有財産及び国家の起源」(全集21巻),104@^480
     『ドイツ農民戦争』224@^489
     『ドイツ・イデオロギー(マルクス)』380^498
     「『資本論』英語版の序文」384@^498
オーウェン,367
大塚久雄「資本主義社会の形成(著作集5)」(290)^493
大月康弘『帝国と慈善』113^480
[カ]
カウツキー『キリスト教の起源』『中世の共産主義』(344)^496
柄谷行人『トランスクリティーク』v-xii,viii@,
    「死とナショナリズム」(定本第四巻所収)(455)^501,
    『世界共和国へ』503
カント,43,
   『純粋理性批判』(328)^494-495@,329@,
   『判断力批判』(329),
   『永遠平和のために』(43),349@^497,450@^501,451@^501,
   『啓蒙とは何か』447@^500,448@^500,449@^501,
   『道徳形而上学原論』345@^496-497@,
   『たんなる理性の限界内の宗教』346@^496
韓非子,111,232
キルケゴール,xiv
クラストル『暴力の考古学』58^474,460(「国家に抗する社会」)
グラムシ,258
グレーバー『アナーキスト人類学のための断章』(14)^470
ケインズ『雇用、利子および貨幣の一般理論』113,(258)
ケーガン『ネオコンの論理』456^501
ケルソ(ルイス・)(『資本主義宣言』?,従業員持株制度)(367)^498
ゲルナー『民族とナショナリズム』315@^494
孔子『論語』,(111),202@
コーヘン(ヘルマン・),347
コールリッジ,323
コーンフォード『宗教から哲学へ』201^488
コジェーヴ『ヘーゲル読解入門』(vi)^467
ゴドリエ『贈与の謎』74@^475
権藤成卿,392
コンドラチェフ,303
[サ]
サーリンズ『石器時代の経済学』7^467,53-54@^474,55@^474,60@^474,89@^478
桜井万里子『ヘロドトスとトゥキュディデス』(174)^485
サルトル,xv
澤田典子『アテネ民主政』(172)^485
サンド(シュロモー・)『ユダヤ人の起源』(214)^489
サン=ピエール『永遠平和』448
ジェイコブズ(『都市の経済学』×『都市の原理』◯)93^479
シェリー,(321)^494
シェリー(メアリー・)『フランケンシュタイン』,(321)^494
シェリング,329
始皇帝?,(111,138,158,232)
朱子158
シュティルナー,(445)
シュミット『政治的なものの概念』13@^470,13^470@,253,462@^501
親鸞『歎異抄』230
スィーナ(イブン・)→アヴィセンナ
スウィージー,290
スピノザ,(327),409,424-425
スミス(アダム・),121,(274),(286),305,
   『諸国民の富』93,(274),(286)
   『道徳情操論』324@^494
スミス(ロバートソン・),81
聖書(旧約)『列王記上』206@,
      『出エジプト記』209,
  (新約),216-219@@@@@@
ソレル,392
ゾンバルト(『恋愛と贅沢と資本主義 』?),272
[タ]
高橋幸八郎(『封建制から資本主義への移行』)(237^490),290^(493)
田中二郎『砂漠の狩人』76^476@
玉野井芳郎『エコノミーとエコロジー』(29)^472
槌田敦(TSUCHIDA,A)『熱学外論』(28)^471
チェース=ダン"Rise and Demise"(35)^472
チャイルド(・ゴードン)『?』,49,87
デカルト,409
デュルケム『社会学講義』(75)^476@
テスタール『新不平等起源論』50^473,65
デリダ「新しいインターナショナリズム」(『マルクスの亡霊』?),ix
テンニース,394
ドッブ『封建制から資本主義への移行』(237)^490,(289-290)^493
トロツキー『裏切られた革命』377@
トンプソン『労働報酬論』364^497
[ナ]
ニーダム『文明の滴定』(244)^491@
ニーチェ『道徳の系譜』(13),(121「遠近法的倒錯」),(190),191@^487,195@^488,(318)
西田正規『人類史のなかの定住革命』,67^474
ネグリ&ハート『帝国』422,423-424@^500
       『マルチチュード』456@^501
[ハ]
バーリーとミーンズ(『近代株式会社と私有財産』?),298
ハイデガー,392
バウムガルテン『美学』328
バクーニン「国際革命結社の諸原理と組織」(『バクーニン著作集5』)442@^500
ハチソン,323
バッハオーウェン,66
『ハムラビ法典』,102,111,(151)^483
ヒルファーディング『金融資本論』298
広西元信『資本論の誤訳』(367)^497,498
フィヒテ「ドイツ国民に告ぐ」(ルナン他『国民とは何か』所収)331-332@^495,333@@^495
フーコー,259
ブーバー『我と汝』77,78@@^477,359
フクヤマ(「歴史の終り」)vi^467,(397)
フォイエルバッハ,359
フォスター『マルクスのエコロジー』(29)^472
ブラン(ルイ・),353-354
フーリエ,(445)
フランク『リオリエント』243,(308)
プルードン,26,127,354,364(『所有とは何か』?),367-372,425,(445)
     「マルクスへの手紙」(『プルードン・セレクション』?)361@^497
フロイト,xvi,173,218,346,(393),414,455,
    『モーセという男と一神教』(xvi),82@^477,(83)^478@,(83)^478@,173,414,
    『モーセと一神教』209-210,
    『トーテムとタブー』(77)^477@,81,209-210,218,    
    『夢判断』262,
    『精神分析入門 続』263@264@^491,
   (「自我とエス」?「マゾヒズムの経済的問題」?)346,
   (『文化への不満』?)(455^501)
ブローデル『物質文明・経済・資本主義(交換のはたらき×、世界時間○)1』(37)^473,(239)^490@,240^491
ブロック(マルク・)『封建社会2』186@^486
ブロック(モーリス・)『マルクス主義と人類学』66,67@^474
ブロッホ『希望の原理』xiv^467,211^489
    『この時代の遺産』391^499
ヘーゲル『法権利の哲学』257^491,453@^501
    『法の哲学』(xi,3,17,322,334,335)
    『歴史哲学』(33),414@,(11)^469@@
   (『精神現象学』),(119)
ヘス「貨幣体論」(『初期社会主義論集』),25@@^470-471@
ベラーズ(ジョン・),343
ヘルダー『言語起源論』(331)^495@
ヘロドトス『歴史』153@^484
ボダン(ジャン・)『主権国家論』248^491
ホッブズ『リヴァイアサン』98@^479@-480@,99@,100@,(106@),(132),251,(327)
ポランニー『人間の経済』10^468,136,148^483
     『経済と文明』(11)^469,
     『経済の文明史』137@^481,139@,295@(自己調整的システム「自己調整的市場と擬制商品」)
ボードリヤール『生産の鏡』(8)^468@
[マ]
マリノフスキー『西太平洋の遠洋航海者』57
マルクス,244,403-407,445,
    『経済学・哲学草稿』26
    『経済学批判』5@^467,135@
    『ゴータ綱領批判』30@,372@^497
    「資本制生産に先行する諸形態」32
    『資本論』
    『資本論 第一巻』9@,17,21@,29@,29@^472,
             109@(=115@,120@),
             123@^481,129@^481,140@,130@^481,131@^481,134@^481,136@(129,136,244),
             142@^483,143@^483,199@^488,
             238@^490,244@(=129,136),256^491,276@^492,277(自由)@,279@^492,289,etc
    『資本論 第二巻』284@^492,297@^493etc
    『資本論 第三巻』(28)^471-472@,126@^481,129^492,146@^483,151@^483,
             238@^490,(289)^493@,289@^493,369@,(377),etc
    『共産党宣言』265,360,(露語版序文,396@^499)
    『ルイ・ボナパルトのブリュメール一八日』261,263@^491,264@^492,265@^492,265@^492,413@^500,414,(415)
    「モーガン『古代社会』摘要」(全集補4),70^475@,169^484
    「ヴェ・イ・ザスーリチへの手紙」(全集19)395@^499@
    『ドイツ・イデオロギー』xvi,23@@-24@@,26,380@^498
    「共産主義者同盟中央委員会会議議事録」(全集8)386-387@^499
    「国際労働者協会設立宣言」(全集16)371@^497
    「フランスにおける内乱」371@^497
    「個々の問題についての暫定中央評議会代議員への指示」(全集16)375@^498
    「書簡」(1881.2ニューウェンホイス宛)(379)^498@
マン(マイケル・)『ソーシャルパワー1』117^481@
マンフォード『機械の神話』90^478
ミュンツァー,223-4
ミル(ジョン・スチュアート),89,366
              『経済学原理』(第四部?第七章),(370)^497
ミルズ(ライト・)『ホワイト・カラー』268
孟子,231
毛沢東,(233)^490,388,445
モーガン『古代社会』(53,66,394)
モース『社会学と人類学』19@^470,53,73-75,(79)^477@,145@^483
モリス,(321)^494
モンテスキュー,(『法の精神』),42,109,132,251
[ヤ]
山田勝芳『貨幣の中国古代史』(138)^482
[ラ]
ライヒ(ウィルヘルム・)『ファシズムの大衆心理』262
ラスキン,(321)^494
リービッヒ,29
リカード,127,307,403,
    『経済学および課税の原理』(307),403
ルカーチ『歴史と階級意識』(433)^500@
ルクセンブルク(ローザ・)385
ルソー『人間不平等起源論』97@^479,104@^480
   『言語起源論』(331)
   『社会契約論』
(ルター),(314)^493
レーニン,433
レヴィ=ストロース『親族の基本構造』69@^474,71@^474,77@^477
         「マルセル・モース論への序論」(『社会学と人類学1』)74@^475
レンフルー『先史時代と心の進化』(50)^473
老子,111,231
ロック『市民政府論』251,(252),409
「ロッチデール原則」368
ロールズ『正義論』397-398@^499
    『万民の法』460
    『公正としての正義』460
[ワ]
ワルドー,223

                    TOP
[PR]
by yojisekimoto | 2010-09-27 04:45 | 柄谷行人

老子図解別バージョン

参考:道徳経全文
                            理想80\
                       17、32、 /__\29、37、46、
                       53、60、/\政策/\54、57、58、 
                       67、74/__\/__\59、62、65
                           /\      /\
                          /__\ 政治 /68、69 
                         /\経済/\  /\武器/\  
                        /75\/79\/30\/31\
           9、13、15、16、24\              /\
              33、44、47、50\            /__\ 
                     /\日常/\    徳     /\  /\
                    /__\/__\21、38、58/__\/__\
                   /\     71\ メタファー/\3、5、7、27、
                14、35\ 修身 48、56、  /__\ 聖人49、70、72、73
                 /\感覚/\  /\学問/\  /\  /\  /\  /\
                /12\/13\19、20、23/__\/__\/__\/__\       
               /\                              /\
              /__\                            /__\
             /\  /\                          /\  /\
            /__\/__\                        /__\/__\
           /\ 逆説的理想/\           道          /\      /\
          /28\女性、嬰児__\      1、25、32、34    /__\ 理想 /__\
         /\  /\  /\  /\        ロジック      /\61/\  /\64/\
        /6_\/10\/43\/55\    、           /__\/__\/__\/__\
       /\              /\              /\              /\ 
      /__\            /__\            /__\            /__\
     /\52/\    論理    /\  /\          /\  /\    物理    /\78/\
    /__\/__\        /__\/__\        /__\/__\        /__\/__\
   /\(仮説的) /\      /\      /\      /\      /\      /\      /\
  /__\発生論 /__\    /22\ 逆説 /81\    /26\ 原理 /77\    /__\ 水  /__\
 /\39/\  /\40/\  /\  /\  /\  /\  /\  /\  /\  /\  /\8 /\  /\66/\
/__\/__\/__\/__\/2_\/18\/41\/45\/_4\/11\/63\/76\/__\/__\/__\/__\



                              理想\29、37、
                       17、32、 /80\46、54、
                       53、60、/\政策/\57、58、 
                       67、74/__\/__\59、62、65
                           /\      /\
                          /__\ 政治 /68、69   
                         /\経済/\  /\武器/\ 
                        /75\/79\/30\/31\
           9、13、15、16、24\              /\
              33、44、47、50\            /__\ 
                     /\日常/\    徳     /\  /\
                    /__\/__\21、38、58/__\/__\
                   /\     71\ メタファー/\3、5、7、27、
                14、35\ 修身 48、56、  /__\ 聖人49、70、72、73
                 /\感覚/\  /\学問/\  /\  /\  /\  /\
                /12\/13\19、20、23/__\/__\/__\/__\       
               /\                              /\
              /__\                            /__\
             /\  /\                          /\  /\
            /__\/__\                        /__\/__\
           /\      /\           道          /\      /\
          /26\ 原理 /77\      1、25、32、34    /28\女性、嬰児__\
         /\  /\  /\  /\        ロジック      /\  /\  /\  /\
        /_4\/11\/63\/76\    、           /6_\/10\/43\/55\
       /\              /\              /\              /\ 
      /__\            /__\            /__\            /__\
     /\52/\    量     /\  /\          /\  /\    質     /\78/\
    /__\/__\        /__\/__\        /__\/__\        /__\/__\
   /\      /\      /\      /\      /\      /\      /\      /\
  /__\発生論 /__\    /22\ 逆説 /81\    /__\ 理想 /__\    /__\ 水  /__\
 /\39/\  /\40/\  /\  /\  /\  /\  /\61/\  /\64/\  /\8 /\  /\66/\
/__\/__\/__\/__\/2_\/18\/41\/45\/__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\



                  ロジック
               1、25、32、34
 __________________道__________________
|                  |                  |
|    4、11、26物理36、  |     理想61、64      |
|         63、76、77 |                  |
|    発生論           |          8、66水、78|
|   39、40、52  _____|_____             |
|        <量> |     |29、37| <質>        |
|            |17、32|46、54|            |
|   2、18、22、 |53、60|57、58| 6、10、28、43、|
| 逆説41、45、81 |67、74|59、62|    55女性/嬰児 |
|____________|_____|___65|____________|
| 感覚         |75、79|30、31|        小国80|
|12〜14、35    |     |68、69|            |
|            |     |     |            |
|        <関係>|     |     | <様相>       |
|            |_____|_____|            |
|   学問19、20、23、48  |   |________政治    |
|     56、71        |                  |
|                  |                  |
|    9、13、15、16、24 |                  |
|  33、44、47、修身50   |     聖人3、5、7、27、  |
|__________________徳______49、70、72、73_|
               21、38、51
                  メタファー

あるいは、


                            理想80\
                       17、32、 /__\29、37、46、
                       53、60、/\政策/\54、57、58、 
                       67、74/__\/__\59、62、65
                           /\      /\
                        68、69\ 政治 /__\
                         /\武器/\  /\経済/\ 
                        /30\/31\/75\/79\
           9、13、15、16、24\              /\
              33、44、47、50\            /__\ 
                     /\修身/\    徳     /\  /\
                    /__\/__\21、38、58/__\/__\
                   /\     71\ メタファー/\3、5、7、27、
                14、35\ 修身 48、56、  /__\ 聖人49、70、72、73
                 /\感覚/\  /\学問/\  /\  /\  /\  /\
                /12\/13\19、20、23/__\/__\/__\/__\       
               /\                              /\
              /__\                            /__\
             /\  /\                          /\  /\
            /__\/__\                        /__\/__\
           /\ 逆説的理想/\           道          /\      /\
          /28\女性、嬰児__\      1、25、32、34    /__\ 理想 /__\
         /\  /\  /\  /\        ロジック      /\61/\  /\64/\
        /6_\/10\/43\/55\    、           /__\/__\/__\/__\
       /\              /\              /\              /\ 
      /__\            /__\            /__\            /__\
     /\52/\    論理    /\  /\          /\  /\    物理    /\78/\
    /__\/__\        /__\/__\        /__\/__\        /__\/__\
   /\      /\      /\      /\      /\      /\      /\      /\
  /__\発生論 /__\    /22\ 逆説 /81\    /26\ 原理 /77\    /__\ 水  /__\
 /\39/\  /\40/\  /\  /\  /\  /\  /\  /\  /\  /\  /\8 /\  /\66/\
/__\/__\/__\/__\/2_\/18\/41\/45\/_4\/11\/63\/76\/__\/__\/__\/__\


                            理想80\
                       17、32、 /__\29、37、46、
                       53、60、/\政策/\54、57、58、 
                       67、74/__\/__\59、62、65
                           /\      /\
                        68、69\ 政治 /__\
                         /\武器/\  /\経済/\ 
                        /30\/31\/75\/79\
           9、13、15、16、24\              /\
              33、44、47、50\            /__\ 
                     /\修身/\    徳     /\  /\
                    /__\/__\21、38、58/__\/__\
                   /\     71\ メタファー/\3、5、7、27、
                14、35\ 修身 48、56、  /__\ 聖人49、70、72、73
                 /\感覚/\  /\学問/\  /\  /\  /\  /\
                /12\/13\19、20、23/__\/__\/__\/__\       
               /\                              /\
              /__\                            /__\
             /\  /\                          /\  /\
            /__\/__\                        /__\/__\
           /\ 逆説的理想/\           道          /\      /\
          /28\女性、嬰児__\      1、25、32、34    /26\ 原理 /77\
         /\  /\  /\  /\        ロジック      /\  /\  /\  /\
        /6_\/10\/43\/55\    、           /_4\/11\/63\/76\
       /\              /\              /\              /\ 
      /__\            /__\            /__\            /__\
     /\52/\    論理    /\  /\          /\  /\    物理    /\78/\
    /__\/__\        /__\/__\        /__\/__\        /__\/__\
   /\      /\      /\      /\      /\      /\      /\      /\
  /__\発生論 /__\    /22\ 逆説 /81\    /__\ 理想 /__\    /__\ 水  /__\
 /\39/\  /\40/\  /\  /\  /\  /\  /\61/\  /\64/\  /\8 /\  /\66/\
/__\/__\/__\/__\/2_\/18\/41\/45\/__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\





                               /\
                              /__\
                             /\  /\  
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                          /__\    /__\   
                         /\  /\  /\  /\ 
                        /__\/__\/__\/__\
                       /\              /\
                      /__\            /__\ 
                     /\  /\          /\  /\
                    /__\/__\        /__\/__\
                   /\      /\      /\      /\
                  /__\    /__\    /__\    /__\
                 /\  /\  /\  /\  /\  /\  /\  /\
                /__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\     
               /\                              /\
              /__\                            /__\
             /\  /\                          /\  /\
            /__\/__\                        /__\/__\
           /\      /\                      /\      /\
          /__\    /__\                    /__\    /__\
         /\  /\  /\  /\                  /\  /\  /\  /\
        /__\/__\/__\/__\    、           /__\/__\/__\/__\
       /\              /\              /\              /\ 
      /__\            /__\            /__\            /__\
     /\  /\          /\  /\          /\  /\          /\  /\
    /__\/__\        /__\/__\        /__\/__\        /__\/__\
   /\      /\      /\      /\      /\      /\      /\      /\
  /__\    /__\    /__\    /__\    /__\    /__\    /__\    /__\
 /\  /\  /\  /\  /\  /\  /\  /\  /\  /\  /\  /\  /\  /\  /\  /\
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by yojisekimoto | 2010-09-18 08:56 | 老子

老子『道徳経』:見取り図

以下、夏目漱石が大学のレポート(「老子の哲学」1892年)で描いた老子の解説図(新版全集第26巻より)を元にしたヘーゲル的トリアーデによる見取り図。
パーソンズの体系の三角形版でもある。半角英数字は該当する章番号を付記した。

1/1 参考:道徳経全文
                               /\
                              /__\
                             /\  /\  
                            /__\/__\
                           /\      /\
                          /__\ 政治 /__\   
                        天下を得る方\  /天下を得たる後 
                     不敢為天下先\能守道\消極的\/積極的(教育/方針)
                       /\              /\
                      /__\            /__\ 
                     多言を廃す\    修身(徳) /静に安んじて下に居れ
                    /__\/__\        /__\/__\
                   無為 <消極的>無爲      /\復帰於嬰児(えいじにふっきす)
                  /__\    /__\    /__<積極的?>__\
                 学問を廃す\  行為を廃す\  足ることを知れ /柔を守り物と争ふなかれ
                /__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\     
               /\                              /\
              /__\                            /__\
             柔にして屈する能はず                      /\  /\
            /__\/__\                        /__\/__\
           /\ 用(有為)/\                      /非 道(盗夸[とうか])
          /__\    /__\          道         /__\    /__\
         /生万物/\  /無意識にして法あり              /\  /\  /\  /\
        /__39__\/__\/__\    、           /__\/__\/__\/__\
       /\              /\              /\              /\ 
      /__\            /__\            /__\            /__\
     /\無終/\    絶対    /\無臭/\          /\  /\    相対    /\  /\
    /__\/__\        /__\/__\        /__\/__\        /__\/__\
   /\      /\      /\体(無為) /\     人之道(損不足奉有余)      /不 道(壮者必老)
  /__\ 範 囲/__\    /__\    /__\    /__\    /__\    /__\    /__\
 /\無限/\  /\無始/\  /\無形/\  /\無声/\  /\  /\  /\  /\  /\  /\  /\  /\
/__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\


道 ┳絶対の道┳(一)範  囲 ┳無限25?,45?
  ┃    ┃        ┣無始 ?(有始52)
  ┃    ┃        ┗無終 62,25,4
  ┃    ┣(二)体(無為)┳無形41
  ┃    ┃        ┣無声41(希声) ,25(寂兮寥兮)
  ┃    ┃        ┗無臭 4,25,14,35,21
  ┃    ┗(三)用(有為)┳生万物 39
  ┃             ┣無意識にして法あり 57?
  ┃             ┗柔にして屈する能はず 34,51,40,42,79,73,37
  ┗相対の道┳人之道(損不足奉有余) 48,77,81
       ┣不 道(壮者必老) 30,55
       ┗非 道(盗夸[とうか]) 53

修身┳(ア)無為 <消極的>無爲 2,3,10,38,43,48,57,63,64
  ┃ ┣(一)学問を廃す┳(甲)講修学理するを廃す 20
  ┃ ┃        ┗(乙)致知格物の観察を廃す 48
  ┃ ┃
  ┃ ┣(二)行為を廃す┳(甲)道徳上┳仁 5,(18),19
  ┃ ┃        ┃      ┣義(18),19
  ┃ ┃        ┃      ┣礼(38)
  ┃ ┃        ┃      ┗智 5,18,19,38
  ┃ ┃        ┣(乙)美術上…音楽等 12
  ┃ ┃        ┗(丙)肉体の快楽…衣食の賛沢等 20
  ┃ ┃
  ┃ ┃          (たげんなればしばしばきゅうす)
  ┃ ┗(三)多言を廃す(多 言 数 窮      5
  ┃            (せいじんはふげんのおしえをおこなう)
  ┃           又云聖人行不言之教)    47
  ┃  
  ┗(イ)復帰於嬰児(えいじにふっきす)<積極的?> 28
    ┣(一)足ることを知れ 46
    ┣(二)柔を守り物と争ふなかれ  76,78,66,68
    ┗(三)静に安んじて下に居れ  61,16,26


政治┳天下を得る方
  ┃ ┣(一)不敢為天下先〔敢えて天下の先と為らず〕 67
  ┃ ┗(二)能守道〔能く道を守る〕 32
  ┃    
  ┗天下を得たる後…施悶々之政〔悶々の政を施す〕 60
    ┣(一)消極的┳徐刑罰[刑罰を除く] 74 
    ┃      ┣撒甲兵[甲兵を撒す] 57,31
    ┃      ┗廃法令忌諱[法令忌諱を廃す]  57,(65)
    ┃
    ┗(二)積極的┳教育┳無智┳不尚賢[賢を不尚(たっと)ばず] 3
           ┃  ┃  ┣毀利器[毀利器毀(こぼ)つ] (57)
           ┃  ┃  ┗已技巧[技巧を已(や)む] (57)
           ┃  ┃
           ┃  ┗無欲┳不貴難得之財〔得難きの財を貴ばず〕3
           ┃     ┗去耳目之楽〔耳目の楽を去る〕 (12)
           ┃         
           ┗方針┳守倹軽負〔賦〕収斂〔倹を守り賦斂(ふれん)を軽くす〕 75,67 ,(57吝嗇)
              ┣善下民〔善く民に下る〕 66
              ┣柔弱自居〔柔弱にして自ら居る〕柔弱36,76
              ┗因物性禦之〔物の性に因(よ)り之を禦す〕万物51?,64?

1/3
                               /\
                              /__\
                             /\  /\  
                            /__\/__\
                           /\      /\
                          /__\    /__\   
                         /\  /\  /\  /\ 
                        /__\/__\/__\/__\
                       /\              /\
                      /__\            /__\ 
                     /\  /\    政治    /\  /\
                    /__\/__\        /__\/__\
                   /\天下を得る方/\      /\天下を得たる後…施悶々之政〔悶々の政を施す〕
                  /__\    /__\    /__\    /__\
                不敢為天下先\  /\能守道\  /消極的/\  /積極的(教育/方針)
                /__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\     
               /\                              /\
              /__\                            /__\
             /\  /\                          /\  /\
            /__\/__\                        /__\/__\
           /\多言を廃す /\                      /\静に安んじて下に居れ
          /__\    /__\        修身          /__\    /__\
         /\  /\  /\  /\                  /\  /\  /\  /\
        /__\/__\/__\/__\    、           /__\/__\/__\/__\
       /\              /…衣食の賛沢等        /\              /\ 
      /__\            /__\            /__\ (えいじにふっきす) /__\
     /\  /\    無為    肉体の快楽\          /\  /\ 復帰於嬰児    /\  /\
    /__\/__\  <消極的> /__\/__\        /__\/__\ <積極的?> /__\/__\
   /学問を廃す  /\     礼智\行為を廃す /\      /\足ることを知れ\      /\柔を守り物と争ふなかれ
 講修学理するを廃す/__\    /__\    /__\    /__\    /__\    /__\    /__\
 /\  /\  /\  /\  /道徳上/\  /美術上/\  /\  /\  /\  /\  /\  /\  /\  /\
致知格物の観察\/__\/__\/仁_\/義_\音楽等\/__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\
を廃す                             道



1/9
                               /\
                              /__\
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                            /__\/__\
                           /\      /\
                          /__\    /__\   
                         /\  /\  /\  /\ 
                        /__\/__\/__\/__\
                       /\              /\
                      /__\            /__\ 
                     /\  /\          /\  /\
                    /__\/__\        /__\/__\
                   /\      /\      /\      /\
                  /__\    /__\    /__\    /__\
                 /\  /\  /\  /\  /\  /\  /\  /\
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              /__\                            /__\
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            /__\/__\           政治           /__\/__\
           /\      /\                      /\      /\
          /__\    /__\                    /__\    /__\
         /\  /\  /\  /\                  /\  /\  /\  /\
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       /\              /\              /\  天下を得たる後     /\ 
      /__\            /__\            /__\ ……施悶々之政    /__\
     /\  /\  天下を得る方  /\  /\         廃法令忌諱/\(悶々の政を施す) /\  /\
    /__\/__\        /__\/__\        /__\/__\        /__\/__\
   /\不敢為天下先/\      /\ 能守道  /\      /\      /\      /\      /\
  /〔敢えて天下の先と為らず〕  /_〔能く道を守る〕_\    /__\ 消極的/__\    /__\ 積極的/__\
 /\  /\  /\  /\  /\  /\  /\  /\  /徐刑罰/\  /\撒甲兵\  /\教育/\  /\方針/\
/__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\/無智\/無欲\/__\/__\
                               修身



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政治                 /\      /\      /\      /\
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             /\  /\       天下を得たる後            /\  /\
            /__\/__\      …施悶々之政〔悶々の政を施す〕   /__\/__\
           /\ 廃法令忌諱/\                      /\因物性禦之〔物の性に因(よ)り之を禦す〕万物
          /(法令忌諱を廃す)_\                    /__\    /__\
         /\  /\  /\  /\                  /\  /\  /\  /\
        /__\/__\/__\/__\    、           /__\/__\/__\/__\
       /\              /\              /\              /\ 
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     /\  /\          /\  /\          /\  /\          柔弱自居/\
    /__\/__\        /__\/__\        /__\/__\        /__\/__\
   /\ 徐刑罰  /\      /\  撒甲兵 /\    已技巧\    去耳目之楽     /\      /\
  /_(刑罰を除く)__\    /__(甲兵を撒す)_\    /__\ 教育 /__\    /__\ 方針 /__\
 /\  /\  /\  /\  /\  /\  /\  /\  /\無智/\  /\無欲/\  守倹軽負/\  /善下民/\
/__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\不尚賢\毀利器\/不貴難得之財\/__\/__\/__\/__\

修身

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                      /__\    因物性禦之万物 /__\ 
                     /\  /〔物の性に因より之を禦す万物〕/\
                    /__\/__\        /__\/__\
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                 /\  /\  /\  /\  /\  /\  /\  /\
 天下を得たる後        /__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\     
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            /__\/__\           積極的          /__\/__\
           /\      /\                      /\  柔弱自居/\
          /__\    /__\                    /__〔柔弱にして自ら居る〕   
         /\  /\  /\  /\                  /\  /\  /\  /\
        /__\/__\/__\/__\    、           /__\/__\/__\/__\
       /\              /\              /\              /\ 
      /__\            /__\            /__\            /__\
     /已技巧/\    教育    /\  /\          /\  /\     方針   /\  /\
    /__\/__\        /__\/__\        /__\/__\        /__\/__\
   /\      /\      /\      /\      /守倹軽負〔賦〕収斂      /\ 善下民  /\
  /__\ 無智 /__\    /__\ 無欲 /__\  〔倹を守り賦斂(ふれん)を軽くす〕 /_〔善く民に下る〕_\
 /不尚賢/\  /毀利器/\  不貴難得之財  /去耳目之楽  /\  /\  /\  /\  /\  /\  /\  /\
/_「賢を不尚\/__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\
 (たっと)ばず」
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by yojisekimoto | 2010-09-17 11:15 | 老子

What's the difference?:再投稿

20年以上前の「現代思想」の特集「日本のポストモダン」(1987.12)を読んでいたら、ド・マンのことが評価基軸のように複数の論者に何回か触れられていた。柄谷行人がまだポストモダン(結局反ヘーゲルということだったと思う)の反抗的地位にこだわっていた時期で、『世界史の構造』を考えると隔世の感がある。

というわけで、以前別ブログに書いた「What's the difference?」の再投稿です。

ポール・ド・マンは『読むことのアレゴリー』(原著、P. de Man, "Semiology and Rhetoric", in Allegories of Reading, 1979, p.9、未邦訳)で、言語、というよりも読むことの難しさ (=決定不能性)について説明する際の例として、アメリカのテレビドラマ「ALL IN THE FAMILY」を挙げている。柄谷行人は『隠喩としての建築』で以下のように紹介している。

<アーチー・バンカーが、女房に、ボーリングシューズのひもを上結びにしてほしいか下結びにしてほしいかと聞かれて、"What's the difference?"と答えたとき、女房はその違いを説明しようとする。亭主は「そんな違いがどうだっていうんだ」といったのに、女房はそれを「どういう違いがあるか」という問いとして受け取ったわけである。ド・マンは、これを、これを文法的に同一な文が相互に排他的な意味を生み出す例として挙げている。われわれは、その文がはたして問うているのか、問うことを拒んでいるのかを、形式主義的な観点の下では説明できない。>(『隠喩としての建築』岩波版p104より)


DVD:
All In the Family: The Complete Third Season (1971)
episode14. Archhie and the Bowling Team 1972年12月16日放送

ド・マンがこのテレビ番組を見ていたかと思うと、別の意味で感慨深いものがある。。。

柄谷はさらに続ける。

<だが、われわれはこれを「笑う」ことができる。それは、なおわれわれが彼らに対してメタレベルにたつことができるということを意味する。決定不能性の深刻さは、こうした例ではなく、そこからの出口がなくてそれを「生きてしまう」分裂病者に見出されるべきである。>(同p.104)

<誰でも相互に否定しあうような二つのレベルのメッセージに直面し且つその矛盾について語りえないとき、しかもそれに応答することを迫られるような場合には、同じことが生じる。たとえばずる休みした会社員が昼間どこかの盛り場で上役に会い、「どうして(how)」こんな所に来たんだい?」ときかれたとき、「電車で」と答えるとするならば、彼は上役の「どうして」という言葉を定義通りに取ったわけである。>(同p.106)

<かくして、異なる領域で異なるタームで語られてきた諸問題が基本的に、形式化の問題として共通していることが明らかとなる。>(同p.109)


参考サイト(土田知則論文*pdf):http://mitizane.ll.chiba-u.jp/metadb/up/library1/jinbun_33_Tsuchida.PDF
『読むことのアレゴリー』の巻頭論文「記号論とレトリック」には柄谷行人氏による邦訳が存在する(『現代思想』1981.7 /1981.8 )。(上記土田論文脚注より)

*以下、上記論文より:

レトリカル・クエスチョンの一例はいわゆる文学や哲学のテクストからではなく、マス・メディア作品から採られている。この例はド・マンの議論を広く人々に知らしめた重要なものなので、多少長くなるが、その分析に関係する部分を以下に引用しておくことにしよう。

ボーリング・シューズの紐を上結びにしたいか下結びにしたいかを妻に訊ねられ、アーチー・バンカー(Archie Bunker)は"What’sthedifference?"という質問で応じる。極めて単純な読解者(reader)である彼の妻は、辛抱強く上結びと下結びの違いを説明するのだが、どう説明しても夫の怒りをそそるばかりである"What’sthedifference?"〔どう違うんだい?〕は違いを訊ねているのではなく、"Idon’tgive a damn what the difference is."〔どう違おうとどうでもいいよ〕を意味しているのである。同一の文法的パターンが相互に排他的な二つの意味を生む。字義どおりの意味(literal meaning)は概念(違い)を求めているが、その存在は比喩的な意味(figurative meaning)によって否定されてしまう。事がボーリング・シューズの問題に留まっていれば、結果はそう大したことではない。アーチー・バンカーは起源の権威(無論、正しい起源でなければならないが)を大いに信頼しているので、不愉快を感じないわけではないが、字義どおりの意味と比喩的な意味が互いに邪魔し合う世界を何とか切り抜ける。だが、ここで"What’sthe Difference?"と問うのが「バンカー」ではなく、否定する人(de―Bunker)であり、起源(arche/origin)の"de―bunker"、たとえばニーチェやジャック・デリダのような"archie Debunker"だとしてみよう。彼の文法からは、彼が「実際に」「どんな」差異を知りたがっているのか、あるいはそんなものは見出そうとさえすべきではないと言っているのかが分からないのである。文法とレトリックの差異という問題に直面するとき、文法はわれわれに質問を発することを許すが、われわれが質問を発するために用いる文は、まさに質問の可能性そのものを否定してしまうかもしれない。というのも、私はそれを問いたいのだが、ある質問が問うているのか問うていないのかを明確に決定することさえできないならば、質問を発することはそもそも何の役に立つというのだろうか(pp.9―10)。

この夫婦のやりとりにおいてアーチー・バンカーが発する単純な一文の例(!What’sthe difference?")は、統辞的にまったく明快な文法形式が、同時に二つ以上の意味を有するような文を産出してしまう経緯を雄弁に物語っている。だが、この場合、「二つ以上の」という言い方はいわゆる「多義的な」という表現とは性質を異にしている。言語が多義的であるというのは決して珍しいことではない。多義性の問題圏においては、考えられうる複数の意味を同時に維持することが可能であり、言語使用の価値や意義は――たとえば詩的言語表現におけるように――まさにそうした可能性のうちにあるとさえ言えるだろう。
アーチーの言葉がとりわけスキャンダラスであるのは、それが単に多義的であるからではなく、それが二つのまったく相容れない意味を生じさせ、「文法的あるいは他の言語学的な方策によっては〔......〕どちらがより支配=説得的であるかを決定することが不可能」(p. 10)になってしまうからである。さらに言うなら、意味の決定不可能性は文法形式の決定不可能性を連動的に生じさせる。文法形式的には明快な疑問文であるはずの"What’sthe difference?"という一文がそもそも疑問文であるか否かを決定するのも、意味の場合と同じく、原理的にはまったく不可能と考えられるからである。
こうした考え方を必要以上の杞憂として一笑に付すことは確かに可能かもしれない。ド・マンも言うように、バンカー夫妻の行き違いは、「たとえばアーチー・バンカーが妻の思い違いを正すといったような、テクスト外的な意図の介入によって〔......〕解決される」(p.10)と考えられるからだ。だが、たとえそうであるにせよ、それはあくまでも何らかのテクスト外的な力に訴えかけることによってしかなされえない。テクストの内部に引き起こされる意味の「レトリカルな」決定不可能性については、個々の解釈による以外いかなる対処のしようもないし、その場合、どの解釈がはたして支配=説得的であるかを決める基準のようなものはどこにも存在していないからである。アメリカ人夫婦の一見何の変哲もない会話のなかに不意に引き起こされた苛立ちが、ド・マンにとって(そしてたぶんアーチー・バンカーにとっても)火急の意味合いを帯びるのはそのためである。それはその場限りの問題として瞬時のうちにクリアーされていくようなもの(ド・マンの言う「ミニ・テクストの一部」〔p.10〕)では決してなく、言語そのものが必然的に内包せざるをえないような意味的構造の「ずれ=偏差」という深刻な事態に他ならない。ド・マンは、われわれの意図や論理では把捉しきれないそうした言語の揺動、そしてある種の脅威を、アーチーの不安と重ね合わせながら次のように表現している。

だが、まさに彼〔=アーチー〕がみせる怒りは苛立ち以上のものを示している。つまりそれは自分ではコントロールできないような、そして将来似たような混乱が無限に生じ、もしかするとそのどれもが無残な結果に終わるかもしれないという悲観的な見とおしを与えるような、言語的意味構造に直面させられたときの彼の絶望を暴き出している(p.10)。

ド・マンの言語意識に終始つきまとうアーチー的な苛立ちは、その後イェール学派の系譜に連なる人たち(ショシャナ・フェルマン、バーバラ・ジョンソンなど)によっても精密に分析されていくことになるが)、こうした言語の「内的な差異」という問題について語る際もっとも重要なのは、やはりフランスの哲学者ジャック・デリダの存在であろう。もはやあらためて指摘するまでもなく、アーチーが遭遇する二つの意味間の決定不可能性という現象は、デリダが機会あるごとに暴き出してきたものに他ならない。ド・マンが「文」(レトリカル・クエスチョン)のレヴェルに見出したアポリアを、デリダはさらにミクロな「語」のレヴェルに探りあてていたのである。


(土田知則「『読むことのアレゴリー』を読む」より)


付記:
以下、関係ないですが別ブログのための下書きです。
(かつては形式的な一貫性によって全体を転覆しようとしていた一批評家が、最新作において、ヘーゲルに対抗する体系を構築してしまったことは興味深い。)

『世界史の構造』(岩波書店):参考文献表登場順50音順)。☆は参考図あり。関連年表 正誤表 TOP
                     (参考→『世界共和国へ』索引定本柄谷行人集総合索引
序文_序説 交換様式論*____________________________________
| 序論 国家の起源  | B1  |     | 序論 氏族社会への移行           |
|1原都市|2ルソー |1アジア |     |氏族社会 農業共同体B←定住民A       |
|6官僚制 | ホッブズ(中心、中核)     |呪術(互酬と共同寄託)|    4首長の逆説| 
|___第1章国家___|__第3章世界帝国__|  第2章贈与と呪術 |  第1章定住革命  |
|     3国家の矛盾|3ギリシア|  B3 |  モース、ブーバー |サーリンズ、モーガン|  
|     |     4ローマB2| 5封建制|      フロイト|2交易と戦争、クラストル 
|     |     |(亜周辺)|2周辺と亜周辺         |           |
|_____|_第二部 世界=帝国_1ウィットフォーゲル_第一部 ミニ世界システム__(交換様式)
|         (B)1呪術から宗教へ   |         (A)(再分配)|(互酬) |
|1国家と貨幣     | ウェーバー、ニーチェ|           | B国家 |Aネーション
| 自給自足     |2帝国と一神教    |遊牧民C←狩猟採集民(遊動バンド)D     |
|  第2章世界貨幣  |  第4章普遍宗教  |           |_*序説 交換様式論_|
|3『リヴァイアサン』と|3模範的、4倫理的預言者           | 2図:近代の社会構成体☆
|『資本論』価値形態論|     6キリスト教|           |(商品交換) (X)歴史☆
|  ホッブズ、マルクス|8イスラム教・仏教・道教           | C資本 |D X 平等☆
|___________|___________|___________4交通概念、モーゼス・へス
| 序論 世界=帝国と世界=経済 ウォーラーステイン          |           |
| ドップ、スウィージー、ブローデル、ポランニー|           |           |
|4マルクスの国家論  |    2アンダーソン|           |           |
|  第1章近代国家  |第3章ネーション   |           |           |
|3カール・シュミット |3スミス4バウムガルテン           |           |
|           |    5図:ボロメオの環☆         |           |
|           |           |           |           |
|____第三部 近代世界システム_______|______第四部 現在と未来________|
|          (C)ロールズ      |          (D)          |
|           |9福祉国家主義   |           |2アンチノミー(国家)|
|7産業資本主義の限界 |第4章        |           |           |
|  第2章産業資本  |アソシエーショニズム |第1章世界資本主義の | 第2章世界共和国へ |
|4「二つの道」と国家 |     3経済革命と|   段階と反復   |     5贈与による|
|3産業資本の自己増殖|      政治革命 |1図:資本主義の世界史的諸段階☆  永遠平和 | 
|2労働力商品     |      プルードン|4ネグリ&ハート   |4カントとヘーゲル  |
|_アンチノミー____|4労働組合と協同組合|___________|___________|TOP
                       


あるいは、

序文_序説 交換様式論*____________________________________
| 序論 国家の起源  | B1  |     | 序論 氏族社会への移行           |
|1原都市☆|2ルソー |1アジア |     |氏族社会 農業共同体B←定住民A       |
|6官僚制 | ホッブズ(中心、中核)     |呪術(互酬と共同寄託)|    4首長の逆説☆|
|___第1章国家___|__第3章世界帝国__|  第2章贈与と呪術 |  第1章定住革命  |
|     3国家の矛盾|3ギリシア|  B3 |  モース、ブーバー |サーリンズ☆、モーガン|   
|     |     4ローマB2| 5封建制|      フロイト☆|2交易と戦争、クラストル
|     |     |(亜周辺)|2周辺と亜周辺☆         |           |
|_____|_第二部 世界=帝国_1ウィットフォーゲル_第一部 ミニ世界システム_(交換様式)|
|         (B)1呪術から宗教へ   |         (A)(再分配)|(互酬) |
|1国家と貨幣     | ウェーバー、ニーチェ|           | B国家 |Aネーション
| 自給自足☆     |2帝国と一神教    |       遊牧民C←狩猟採集民(遊動バンド)D
|  第2章世界貨幣  |  第4章普遍宗教  |           |_*序説 交換様式論_|
|3『リヴァイアサン』と|3模範的、4倫理的預言者           | 2図:近代の社会構成体☆
|『資本論』価値形態論☆|     6キリスト教|           |(商品交換) (X)歴史☆
|  ホッブズ、マルクス|8イスラム教・仏教・道教           | C資本 |D X 平等☆
|___________|___________|___________4交通概念、モーゼス・へス
| 序論 世界=帝国と世界=経済 ウォーラーステイン          |           |
| ドップ、スウィージー、ブローデル、ポランニー|           |           |
|4マルクスの国家論  |    2アンダーソン|           |           |
|  第1章近代国家  |第3章ネーション   |           |           |
|3カール・シュミット |3スミス4バウムガルテン           |           |
|           |    5図:ボロメオの環☆         |           |
|           |           |           |           |
|____第三部 近代世界システム_______|______第四部 現在と未来________|
|          (C)ロールズ      |          (D)          |
|           |9福祉国家主義☆   |           |2アンチノミー(国家)|
|7産業資本主義の限界 |第4章        |           |           |
|  第2章産業資本  |アソシエーショニズム |第1章世界資本主義の | 第2章世界共和国へ |
|4「二つの道」と国家 |     3経済革命と|   段階と反復   |     5贈与による|
|3産業資本の自己増殖☆|      政治革命 |1図:資本主義の世界史的諸段階☆  永遠平和 | 
|2労働力商品     |      プルードン|4ネグリ&ハート   |4カントとヘーゲル  |
|_アンチノミー____|4労働組合と協同組合☆|___________|___________|
                       ☆

参考:
農業共同体B←-------定住民A            
    \    / 
    原都市=国家  ↑
    /    \ 
遊牧民C ←-------狩猟採集民D
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by yojisekimoto | 2010-09-14 12:22 | 柄谷行人

諸感情の定義:β版

β版:
                        2の2様態
                         /\      
                        /  \    (外部1〜24、
                       /    \   内部=性格25〜31、
                      /      \  欲望32〜48)                 
                     /        \        
                    /          \              
                   /            \             
  悲しみ3*_____完全性_小←/____2の1属性_____\→大__________*喜び2
  恐怖13*@         /       /無限      \    (@恐怖13)*希望12
  絶望15*         /       /  \       \          *安堵14
  落胆17*    自卑29*       /    \      *高慢28      *歓喜16
     \      謙遜26* 後悔27*_1実体__*自己満足25 \        /嘲弄11@
   反撥9*      /悪  恥辱31*   /\   *名誉30  善\      /*好感8
       \    /  \   知/___/__\___\至福  /  \    /
       (@怒り、    \  /\  /    \  /\  /    \  /
  憤慨20* @復讐心)    \/  \/  神   \/  \/      \/   *好意19 
      憎しみ7*      /\  /\      /\  /\      *愛6
     ねたみ23*\  憐憫18 \永遠、必然_本質、本性\/  \    /*同情24
所産的自然  / 見くびり22*    \   \  / 能産的自然 *買いかぶり21 \   
      /      \/______\___\/___/______\/帰依10@ \   
     /        \延長     \  徳   /     思惟/        \
    /          \       \5自由 /       /          \ 
  個物            \       \  /       /            \  
物体/______________\_______\/_______/______________\観念
                身体\    4道徳、理性    /精神(@軽蔑5) 
                   \軽蔑5@ 表象 驚異4(@帰依10、@恐慌42) 
                  (@嘲弄11)      /
                     衝動  努力  意志   
                      \      / 
                    臆病39    /  
                    恐慌42@  /
                    小心41*\/*大胆40
                         欲望1
                         思慕32 競争心33 感謝、謝恩34 慈悲心35
            怒り36@ 復讐心37@ 残忍38
            鄭重43 名誉欲44 美味欲45 
            飲酒欲46 貪欲47 情欲48
                        3感情

                         道義心(敬虔) 端正心(礼儀)
                      非礼         端正(品位) 4:37備考 

注:β版では大きな三角形と逆三角形の結節点に愛と憎しみを配置した。

                         4:37備考
                         道義心 端正心
                             端正 
                      非礼
                        (敬虔  礼儀 
                             品位 
                      非礼)
http://nam-students.blogspot.com/2010/09/blog-post.html


4:37備考
 道義心 端正心 端正 非礼
(敬虔  礼儀  品位 非礼)
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by yojisekimoto | 2010-09-10 23:42 | スピノザ

ROMANCE SENTIMENTALE (1930 - Aleksandrov - Eisenstein)

ブニュエルが自伝で激怒したと証言しているエイゼンシュテインが協力した映画。
助監督の仕事とされるが、エイゼンシュテインらしいカットも見受けられる。
雇われ仕事(今でいうPV)とされるが、彼の最初のトーキー作品でもある。
タルコフスキーの描いたような亡命ロシア人の悲哀にアプローチしていると考えると、別の感想も湧く。
ROMANCE SENTIMENTALE (1930 - Aleksandrov - Eisenstein) 1/2
http://www.youtube.com/watch?v=9_NLXmJVBGM

ROMANCE SENTIMENTALE (1930 - Aleksandrov - Eisenstein) 2/2
http://www.youtube.com/watch?v=0EjmmgIjvFY

アメリカで、実験映画のアンソロジーDVDに収録、販売されている。
http://www.amazon.com/gp/product/B0009PW450/
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by yojisekimoto | 2010-09-09 23:59 | 映画

Maya Deren

http://www.imageforum.co.jp/deren/about.html
In the Mirror of Maya Deren

In the Mirror of Maya Deren (Full) [DVD] [Import]

Zeitgeist Films

スコア:








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by yojisekimoto | 2010-09-09 22:15 | 映画

William Forsythe


‥…フォーサイスのソロも、それ自体として驚くべきパフォーマンスだ。彼自身が言うように、そこでは
彼の身体言語があまりに急速かつ柔軟に展開されていくため、われわれの目ではとても分析しきれない。
それでも、先にあげた「複雑な動き」のようなレクチャー・デモンストレーションを見直してみると、そ
れを極限まで突き詰めていったところにこのソロが成立していることがわかってくるだろう。

William Forsythe - Solo

浅田彰
フォーサイスの現在 『波』新潮社2000.7
http://www.kojinkaratani.com/criticalspace/old/special/asada/techo12.html

William Forsythe: Improvisation Technologies

Hatje Cantz Pub

スコア:



追記:

今日の空間を考えるためのヒントを得るためには、長大なパーフォーマンスの数
数に付き合うより、例えば、伊藤高志の<SPACY>(一九八一)というわずか十分
のフィルムを一本みる方がはるかに有益だという結論に達したとしても、それは
決して単なる気まぐれのせいではない。(略)我々は《クラインの壺》の中を猛
烈なスピードでひきまわされ、フリッカーに眼を灼かれつつ、極限状態に接近す
る。(略)ほとんどフラフラになって外へ出てきた観客は、そこに静止した堅固
な空間を見出して安心しようとするだろう。けれども、そこにある現実こそ、今
みたフィルムにもましてめくるめく流動であること、際限のない《クラインの壺》
の運動であることを、我々はすでに見てしまったのだ。

『構造と力』205-6頁
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by yojisekimoto | 2010-09-09 15:07 | 研究

大逆事件、だいぎゃくとたいぎゃく

https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2010019656SC000/
http://www.nhk.or.jp/etv21c/update/2010/0822.html

8月22日放送、NHK『ETV 埋もれた声 大逆事件から100年』を見た。

NHKのアナウンサーは大逆をタイギャクと読むが現地の関係者はダイギャクと発音していた。

多分、ここに関係者とそうでない人間の齟齬が象徴的に現れている。
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by yojisekimoto | 2010-09-02 14:42 | 歴史

図解の図解


量質関係様相は外的/内的、形式的/質料的に区別できる(世界の名著48パース他、上山春平の解説p41)。

            <質料的>
      量               質
外            _|_            内
的             |             的
      関係             様相
            <形式的>

カント自身の記述順は以下だが、

       /\ 
      /  \
     /    \
    /  量   \
   /\      /\
  /  \    /  \
 /    \  /    \
/  質   \/  関係  \
\      /\      /
 \    /  \    /
  \  /    \  /
   \/  様相  \/
    \      /
     \    /
      \  /
       \/

それを以下の様に改変した。

 ___________________
|    |    |    |1   |    
|    |    |    |実在性 |       
|    |    |    |分割合成|    
|___「量」___|___「質」___|
|    |3総体、|    |    |    
|    |全体性 |    |    |   
|    |  起源|    |    |    
|____|____|____|____|
|    |    |    |    |    
|    |    |    |    |   
|    |    |    |    |   
|___「関係」__|___「様相」__|
|2原因、|    |    |3   |   
|因果性 |    |    |完全性 |    
| 発生 |    |    | 必然性|   
|__自由|____|____|____|


スピノザの体系は以下に措定したが、

                2b様態
               /\
              /無限\
             /    \
 悲しみ________/_2a属性__\________喜び
    \ 憎しみ  /   /\   \   愛  /
     \   悪/___1実体\___\善   /  
      \  /\  知_/\_至福 /\  /  
       \/  \/ \  / \/  \/
       /\  /\/_\/_\/\  /\
    所与的自然\/ 神\__徳__自然(能産的) \
     /  延長\個体 5自由/ 認識/思惟  \ 
  物体/_____身体___\/___精神_____\観念
            \ 4理性  /  
             \    /
              \努力/
               \/
               欲望
              3感情


グノーシス派の始祖と言われていたシモン・マグスの図とも似ている。

カントとスピノザはパーソンズの体系に収まる。老子も相似だ。

          ______________
         |       | 社会的  |
         | 信託システム| 共同体  |
         |ーーーーーーー+ーーーーーー|  社会システム
         | 経済    | 政治   |
         |_______|______|
                       
       ________   ↑
      | 文化システム | 社会システム |
      |ーーーーーーーー+ーーーーーーーー|  行為システム
      | 行動システム | パーソナリティ|
      |        |  システム  |
      |________|________|               

 ___________      ↑
|Lテリックシステム  |  行為システムI  |
|ーーーーーーーーーーー+ーーーーーーーーーーー|  生命システム
|A物理化学システム  | 有機体システムG  |
|___________|___________|

この図を使うと、フロイトやマルクスの位置づけもはっきりする。

          ______________
         |       | 社会的  |
         | 信託システム| 共同体  |
         |ーーーーーーー+ーーーーーー|  社会システム
         | 経済    | 政治   |
         |_______|______|
                       
       ________   ↑
      | デュルケム  | マルクス   |
      |ーーーーーーーー+ーーーーーーーー|  行為システム
      | ウェーバー  | フロイト   |
      |________|________|               

 ___________      ↑
| スピノザ      | 実践理性批判    |
|ーーーーーーーーーーー+ーーーーーーーーーーー|  生命システム
| 純粋理性批判    | 判断力批判     |
|___________|___________|


パーソンズのシステム図(生命、行為、社会)は、インド生まれの思想家、サティシュ・クマールの重視する3つの“S”――Soil(土)、Soul(心)、Society(社会)と対応する。

クマール自身は、以下のような正三角形を考えているとは思うが。

  社会
  /\
 /__\
土    心
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by yojisekimoto | 2010-09-01 18:11 | 研究