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スピノザの思惟と延長=カントとマルクス

以前同様の事を両界曼荼羅について書いたが、カントとマルクスはスピノザにとっての思惟と延長と考えられる。
両者は同じ構造なのだ。 :改訂版

カントは、

  分 析
 量 | 質 
規__|__反
定  |  省
 関係|様相
  総 合

http://nam-students.blogspot.com/2011/10/blog-post_27.html


マルクスは、

  絶対的
 時間|法則
拡__|__単
大  |  純
 効率|総合
  相対的

http://nam-students.blogspot.com/2011/10/blog-post_29.html




両者を合わせると、

   
          スピノザ
           /\
         思惟  延長
      カント      マルクス

ということになる。

a0024841_16583426.jpga0024841_16585095.jpg



(写真は『トランスクリティーク』韓国語版(2005)の見開きより)


「真の観念はその対象(観念されたもの)と一致しなければならぬ。」(スピノザ「エチカ」第一部公理6



この対称性を『トランスクリティーク』と言うこともできる。


追記:
媒介にヘーゲルを使うことも出来る(参考)。
また以前書いた事のある『神学・政治論』『国家論』:図解も参考になるだろう。

改訂版(左右逆にした):
   
                       スピノザ
                        /\
                      延長  思惟 
                   マルクス    カント

 マルクス『資本論』 絶対的5〜9、   商品と                           
 __________相対的10〜13__貨幣〜3  ______純_粋_理_性_批_判______判断
|資本の変態|(資本の |剰余|資本|拡大|単純| (緒言)  |     |     |  手引き=表
|  と循環| 循環過程)価値|へ4|価値形態論1 |     |     |  緒言 |概念分析 |&
| 1〜6 |1、2、3| 〜16 一般的|貨幣| | 空間  |  時間 |     |演繹   範疇
|_二資本の流通過程__|_一資本の生産過程__| |  (感 性 論)  |__(論 理 学)__|表
|     |     |時間|  | 資本の | |     |     |  /分 析 論   |
|資本の回転|社会的  |_労 賃_|蓄積過程 | |     |     |   図式| 付録: |
| 7〜17|総資本  |17〜20|21〜25| |     |     |原則分析 |反省概念 |
|_____|18〜21|出来高__|_____| |_原  理  論___|体系_根拠|___(無)
|     |     |     |労働|  | |  (感性論と論理学)|     |     |
|  利潤 |     |生産過程 三位一体48| | 概 念 |  霊魂 | 緒言  |  訓練 |
| 1〜20|     | 49  |資本|土地| |     |     |     |     |
|____三資本主義的生産の総過程への転化|__| |(論 理 学)推 理_|___方 法 論___|
|     絶対・|差額|競争の  労働者|  | |/弁 証 論  存在論|     |  (図式)
|  利子 |_地代_・|外観50 |_諸階級52 量 世界 質|  神  | 規準  | 建築術_|
|21〜36|37〜47| 分配と 資本家|地主| 関係  様相|宇宙 神学|     (体系)  |
|複利24_資本主義的・|_生産51|__|__| |二律背反_|_論___|_____|__|歴史|

                      事後   事前
                 C状反時計回り   Z状


サティシュ・クマールは世界の構造を以下のように考えた。
Soil, Soul, Society。三つのS。対応する思想家。

       /社会・マルクス
      /__\
     /\魂(人間)・カント
    /__\/__\
   /\  土   /\・スピノザ
  /__\(生命)/__\
 /\  /\  /\  /\
/__\/__\/__\/__\

パーソンズ的4分割だと、
                       プルードン
              |        |アソシエ|
              |        |ーション|ネーション
              |  デュルケム |___社 会____
              |  /ウェーバー|マルクス|
テリック(究極)・システム |        |キャピタ|ステート 
   L スピノザ     |_I実践理性_人 間__ル|_____
              |  批判  カント
              |   モース  |フロイト
              |        | 
              |        |
_____________生 命_______|__________
              |
              |
              |
              |
 A純粋理性批判  カント |   G判断力批判 カント
              |
              |
              

 マルクス『資本論』 絶対的5〜9、   商品と                           
 __________相対的10〜13__貨幣〜3  ______純_粋_理_性_批_判______判断
|資本の変態|(資本の |剰余|資本|拡大|単純| (緒言)  |     |     |  手引き=表
|  と循環| 循環過程)価値|へ4|価値形態論1 |     |     |  緒言 |概念分析 |&
| 1〜6 |1、2、3| 〜16 一般的|貨幣| | 空間  |  時間 |     |演繹   範疇
|_二資本の流通過程__|_一資本の生産過程__| |  (感 性 論)  |__(論 理 学)__|表
|     |     |時間|  | 資本の | |     |     |  /分 析 論   |
|資本の回転|社会的  |_労 賃_|蓄積過程 | |     |     |   図式| 付録: |
| 7〜17|総資本  |17〜20|21〜25| |     |     |原則分析 |反省概念 |
|_____|18〜21|出来高__|_____| |_原  理  論___|体系_根拠|___(無)
|     |     |     |労働|  | |  (感性論と論理学)|     |     |
|  利潤 |     |生産過程 三位一体48| | 概 念 |  霊魂 | 緒言  |  訓練 |
| 1〜20|     | 49  |資本|土地| |     |     |     |     |
|____三資本主義的生産の総過程への転化|__| |(論 理 学)推 理_|___方 法 論___|
|     絶対・|差額|競争の  労働者|  | |/弁 証 論  存在論|     |  (図式)
|  利子 |_地代_・|外観50 |_諸階級52 量 世界 質|  神  | 規準  | 建築術_|
|21〜36|37〜47| 分配と 資本家|地主| 関係  様相|宇宙 神学|     (体系)  |
|複利24_資本主義的・|_生産51|__|__| |二律背反_|_論___|_____|__|歴史|

 _金剛界曼荼羅____西___________   _胎蔵界曼荼羅____東___________最
| ____________________文様帯 | __________ __________ 外
||      |       |      || ||  |______文殊菩薩_文殊院_|  |院
||      |   大日  |      || ||  |_釈迦院__釈迦如来_____|  ||
||      |   如来  |      || ||  |  |   遍智院   |  |  ||
||四印会___一印会_____|理趣会___|| ||  |  |____△____|  |  ||
||      |  阿弥陀  |      || ||地 |  |弥勒  宝幢 普賢|  |除 ||
||      |       |      || ||蔵 |蓮華|         |金剛|蓋 ||
南|      |宝生 大 不空|      |北 北 院 |部院| 天鼓 大 開敷 |手院|障  南
||      |   日 成就|      || ||  |  | 雷音 日 華王 |  |院 ||
||      |       |      || ||  |  中 台 八 葉 院 |  |  ||
||供養会___成身会_阿閦__|降三世会__|| ||  |  |観音_無量寿_文殊|  |  ||
||      |       |      || ||  |  |  持 明 院  |  |  ||
||      |       |      || ||  |__|_________|__|  ||
||      |       |降三世   || ||  |______虚空蔵院_____|  ||
||微細会___三昧耶会____|三昧耶会__|| ||__|______蘇悉地院_____|__||
|_______________________| |___________ ___________|
            東                         西
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by yojisekimoto | 2011-10-31 17:30 | スピノザ

カント、純粋理性批判:メモ

http://yojiseki.exblog.jp/7787151/
http://yojiseki.exblog.jp/9224215/


 ________純_____粋_____理_____性_____批_____判________
(緒言)        |           |           |  |  |0 |一般|
|1〜7(初版1、2) |           |  (空虚/盲目)  |__|__|_手引き_|
|           |           |           |  |  判断表|範疇表
|   空間      |  時間       |    緒言     |__概 念 分 析__|
|           |           |           | 演繹一般|  |  |
|           |           |           |_演 繹_|__|__|
|           |           |           先験的演繹(初版、+構想力)
|________(感 性 論)________|_______(論 理 学)|要約|__|__|
|           |           |     |   分 析 論   (対概念)同一/相違  
|           |           |     |     |     |一致/反対|
|           |           |     | 図式論 |     |内的/外的|
|           |           |__原 則 分 析__|付録:反省概念の_規定/被規定  
|           |           |原則の体系|     |   二義性 a  b|   
|           |           |0_分析_|現象と可想|(ライプ |:注(無)|    
|           |           |  aーd|根拠(初版) ニッツ)| c  d|    
原   理   論(感性論と論理学)______|総合|体系|、真理の島|_____|_____|
0緒言1仮象|     0(主観X)、dcba |     |     | (論証)|二、論争的|*
2A理性一般| 1   |  同一 | 単純  |     |     |一、独断的| /懐疑論|数学
|B論理的使用 理念一般|  a量 | b質  |     |     |数学/哲学|(ヒューム)+ −
|C純粋_一、概念___|___霊 魂(定言)_|____0緒言____|*__1訓 練____|× ÷
|     |     |(四つの誤謬推理、第二版)    |     | 三、  |2単一  |
|2    | 3   |  実体 |精神=コギト     |     | 対仮説 |四、理性の証明
|超越論的理念 体系  | c関係 | d様相 |     |     |(蓋然的)|3直接、1根拠  
|_____|__(論 理 学)二、推理論、理念|_____|___方 法 論___|x間接、法廷
|     |   弁 証 論   |     |     |     |     |     |
| 限界  | 部分  |     |存在論  |     |     |     |(図式) |    
|  量  |  質  |     | sein|     |     |     |     |
|__世 界(二律背反)|__(三つの証明)_|___2規 準____|__3建 築 術___| 
|     (仮言)  |    (理想、選言)|  目的 | 理想  |  (全体系計画)  |
| 自由  | 必然  |宇宙論  |自然神学 |  (不死|(最高善、|(体系) | 4歴史 |付録: 
|  関係 |  様相 |ライプニッツ     | 自由、神|3つの問い)     | (概念の演繹論)
|_____|_____|_____|_____|_____信_____|_____|(誤謬推理cbad)
                  付録:(目的論)   (蓋然的)                  
                  理念の統整的使用
                  自然弁証法の究極意図


参考:http://d.hatena.ne.jp/sxviir/20091006
カント『純粋理性批判』
 目次

イマヌエル・カント,

純粋理性批判 岩波文庫

献辞
第一版序文
第二版序文

緒言

 I 純粋認識と経験的認識との区別について
 II 我々は或る種のア・プリオリな認識を有する、そして常識でも決してこれを欠くものではない
 III 哲学は一切のア・プリオリな認識の可能、原理および範囲を規定するような学を必要とする
 IV 分析的判断と綜合的判断との区別について
 V 理性に基づく一切の理論的な学にはア・プリオリな綜合的判断が原理として含まれている
 VI 純粋理性の一般的課題
 VII 純粋理性批判という名をもつ或る特殊な学の構想と区分

I 先験的原理論
 第一部門 先験的感性論
  緒言(1)
  第一節 空間について
   空間概念の形而上学的解明(2)
   空間概念の先験的解明(3)
   上記の諸概念から生じる結論

  第二節 時間について
   時間概念の形而上学的解明(4)
   時間概念の先験的解明(5)
   これらの概念から生じる結論(6)
   説明(7)
   先験的感性論に対する一般的注(8)
   先験的感性論の結語

 第二部門 先験的論理学
  緒言 先験的論理学の構想
   I 論理学一般について
   II 先験的論理学について
   III 一般論理学を分析論と弁証論とに区分することについて
   IV 先験的論理学を先験的分析論と弁証論とに区分することについて

  第一部 先験的分析論
   第一篇 概念の分析論
    第一章 すべての純粋悟性概念を残らず発見する手引きについて
     第一節 悟性の論理的使用一般について
     第二節 判断における悟性の論理的機能について(9)
     第三節 純粋悟性概念即ちカテゴリーについて(10-12)

    第二章 純粋悟性概念の演繹について
     第一節 先験的演繹一般の諸原理について(13)
          カテゴリーの先験的演繹への移り行き(14)
     第二節 純粋悟性概念の先験的演繹
          結合一般の可能について(15)
          統覚の根原的-綜合的統一について(16)
          統覚の綜合的統一の原則は一切の悟性使用の最高原則である(17)
          自己意識の客観的統一とは何かということ(18)
          およそ判断の論理的形式の旨とするところは判断に含まれている概念に統覚の客観的統一を与えるにある(19)
          およそ感性的直観はかかる直観において与えられた多様なものが結合せられて一つの意識になり得るための条件としてのカテゴリーに従っている(20)
          注(21)
          カテゴリーは経験の対象に適用され得るだけであってそれ以外には物の認識に使用せられ得ない(22・23)
          感官の対象一般へのカテゴリーの適用について(24・25)
          純粋悟性概念の一般的に可能な経験的使用の先験的演繹(26)
          悟性概念のかかる先験的演繹から生じた結論(27)
          この演繹の要約

   第二篇 原則の分析論(判断力の先験的理説)
    緒言 先験的判断力一般について
    第一章 純粋悟性概念の図式論について
    第二章 純粋悟性のすべての原則の体系
     第一節 一切の分析的判断の最高原則について
     第二節 一切の綜合的判断の最高原則について
     第三節 純粋悟性のすべての綜合的原則の体系的表示
      1 直観の公理
      2 知覚の先取的認識
      3 経験の類推
       A 第一の類推 実体の常住不変性の原則
       B 第二の類推 因果律に従う時間的継起の原則
       C 第三の類推 相互作用或は相互性の法則に従う同時的存在の原則
      4 経験的思惟一般の公準
       (観念論に対する論駁)
       原則の体系に対する一般的注
    第三章 あらゆる対象一般を現象的存在と可想的存在とに区別する根拠について

     付録 経験的な悟性使用と先験的な悟性使用との混同によって生じる反省概念の二義性について
      反省概念の二義性に対する注

あとがき (以上『純粋理性批判』上巻)

  第二部 先験的弁証論

   緒言
    I 先験的仮象について
    II 先験的仮象の在処としての純粋理性について
     A 理性一般について
     B 理性の論理的使用について
     C 理性の純粋使用について

   第一篇 純粋理性の概念について
    第一章 理念一般について
    第二章 先験的理念について
    第三章 先験的理念の体系

   第二篇 純粋理性の弁証法的推理について
    第一章 純粋理性の誤謬推理について
           心〔心霊〕の常住不変性に対するメンデルスゾーンの証明を反駁する
           心理学的誤謬推理に対する論定
           理性的心理学から宇宙論への移り行きに関する一般的注
    第二章 純粋理性のアンチノミー
     第一節 宇宙論的理念の体系
     第二節 純粋理性の矛盾論
      第一アンチノミー(先験的理念の第一の自己矛盾)
            正命題
            反対命題
       第一アンチノミーに対する注
            正命題に対する注
            反対命題に対する注
      第二アンチノミー(先験的理念の第二の自己矛盾)
            正命題
            反対命題
       第二アンチノミーに対する注
            正命題に対する注
            反対命題に対する注
      第三アンチノミー(先験的理念の第三の自己矛盾)
            正命題
            反対命題
       第三アンチノミーに対する注
            正命題に対する注
            反対命題に対する注
      第四アンチノミー(先験的理念の第四の自己矛盾)
            正命題
            反対命題
       第四アンチノミーに対する注
            正命題に対する注
            反対命題に対する注
     第三節 これらの自己矛盾における理性の関心について
     第四節 絶対に解決せられ得ねばならぬ限りにおける純粋理性の先験的課題について
     第五節 すべてで四個の先験的理念によって示される宇宙論的問題の懐疑的表明
     第六節 宇宙論的弁証論を解決する鍵としての先験的観念論
     第七節 理性の宇宙論的自己矛盾の批判的解決
     第八節 宇宙論的理念に関する純粋理性の統整的原理
     第九節 これら四個の宇宙論的理念に関して理性の統整的原理を経験的に使用することについて
      I 現象を合成して世界全体とする場合にその合成の全体性に関する宇宙論的理念の解決
      II 直観において与えられた全体を分割する場合にその分割の全体性に関する宇宙論的理念の解決
        数学的-先験的理念の解決に対するむすびと力学的-先験的理念の解決に対するまえおき
      III 世界の出来事をその原因から導来する場合におけるかかる導来の全体性に関する宇宙論的理念の解決
        自然必然性の普遍的法則と調和するところの自由による原因性の可能
        普遍的自然必然性と結合された自由という宇宙論的理念の解明
      IV 現象の現実的存在に関して現象一般の依存の全体性に関する宇宙論的理念の解決
        純粋理性の全アンチノミーに対するむすび

    第三章 純粋理性の理想
     第一節 理想一般について
     第二節 先験的理想について
     第三節 思弁的理性が最高存在者の現実的存在を推論する証明根拠について
     第四節 神の存在の存在論的証明の不可能について
     第五節 神の存在の宇宙論的証明の不可能について
          必然的存在者の現実的存在に関するすべての先験的証明における弁証的仮象の発見と説明
     第六節 自然神学的証明の不可能について
     第七節 理性の思弁的原理に基づくあらゆる神学の批判

    先験的弁証論・付録
       純粋理念の統整的使用について
       人間理性にもちまえの自然的弁証法の究極意図について

(以上純粋理性批判』中巻)

II 先験的方法論

  緒言

  第一章 純粋理性の訓練
   第一節 独断的使用における純粋理性の訓練
   第二節 論争的使用に関する純粋理性の訓練
        自己矛盾に陥いった純粋理性を懐疑論によって満足させることの不可能について
   第三節 仮説に関する純粋理性の訓練
   第四節 理性の証明に関する純粋理性の訓練

  第二章 純粋理性の基準
   第一節 我々の理性の純粋使用の究極目的について
   第二節 純粋理性の究極目的の規定根拠としての最高善の理想について
   第三節 臆見、知識および信について

  第三章 純粋理性の建築術

  第四章 純粋理性の歴史

   付録
   I 純粋悟性概念の演繹
    第二節 経験を可能ならしめるア・プリオリな根拠について
         差当っての注意
       1 直観における覚知の綜合について
       2 構想力による再生の綜合について
       3 概念による再認の綜合について
       4 ア・プリオリな認識としてのカテゴリーの可能に関する差当っての説明

    第三節 対象一般に対する悟性の関係と対象をア・プリオリに認識することの可能とについて
         純粋悟性概念のこの演繹が正当でありまた純粋悟性概念にはかかるただ一つの演繹しか可能でないという説の要約

   II (純粋理性の誤謬推理について)
     第一誤謬推理 実体性の誤謬推理
     第二誤謬推理 単純性の誤謬推理
     第三誤謬推理 人格性の誤謬推理
     第四誤謬推理 (外的関係の)観念性の誤謬推理
     これら誤謬推理の結果に基づく純粋心理学の総括的考察

   III 第一版からの補遺・一九項

   IV 第一版の目次

     索引
     I 人名索引
     II 事項索引

(以上『純粋理性批判』下巻) 






付記:
フロイトによるカントへの言及は以下がある。

「空間性とは、心的装置の広がりの投射であるのかもしれない。他の[かたちでの]派生は在りそうもない。
カントの言う、われわれの心的装置のアプリオリな条件の代わりに。心(プシュケ)とは延長しており、
そのことについては何も知らない。」(邦訳『フロイト全集22』p.285)
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by yojisekimoto | 2011-10-28 14:24 | カント

『死の欲動』発見史:再考

http://yojiseki.exblog.jp/11573196/

死の欲動はフロイトの見解ではシュピールラインが発見した(『快感原則の彼岸』1920のフロイト自身による注)。
ただし、シュピールラインはユングから貰い受けたと書き、
ユングはフロイトから受け継いだと書いている。

ユングの貢献をフロイトが隠蔽し、結果としてシュピールラインの功績も
見えにくくなっている。フロイトの歴史的大きさには変わりがないが大きいがゆえの
弊害があるという事だ。



        『死の欲動』発見史

           ゲーテ             |
1808    『ファウスト』第一部         |
1833           第二部         |
                           潜
           ニーチェ            在
1883    『ツァラトゥストラ』         期
                           |
           フロイト            |
1900      『夢判断』            |?
            /\  
     ユング      シュピールライン
1911 『変容の象徴1』 『分裂病(統合失調症)の一症例の心理的内容』(未邦訳)
            \/
            /\
1912 『変容の象徴2』 『生成の原因としての破壊』
             /
           フロイト
1920     『快感原則の彼岸』

Jahrbuch für psychoanalytische und psychopathologische Forschungen (1911)



参考:

メフィストフェレスは言う。自分は「常に悪を欲して、しかも常に善を成す」あの力であると(J・W・フォン・ゲーテ『ファウスト』第1部3〔相良守峯訳、岩波書店、1958年、92頁〕)

ユングの『変容の象徴』(「六 母から自由になるための戦い」ちくま文庫下35頁)では、ニーチェの詩(「猛禽のあいだで」『ディオニソス頌歌』ちくま文庫だと全集別巻2495頁)がリビドーが自分自身を傷つける例として引用される。

http://yojiseki.exblog.jp/7759962/
『続精神分析入門』(1933)より 超自我が入った図の概略
(「自我とエス」(1923)では超自我はない。両者とも抑圧が斜めに入る。
第一局所論は『夢判断』等で展開される)。↓

第一   第 二 局 所 論
局所論    
     __   _____
 意識_|__|_|_____|_
前意識_|超_|_|_自我__|_
無意識 |  | |_____|  
    |  |  _____
    |自 | |     |
    |  | |     |
    |  | | イド  |
    |我 | |     |
    |__| |_____|

あるいは、

       __   _____
   意識_|__|_|_____|_
  前意識_|超_|_|_自我__|//
  無意識 |  | |_____//抑圧  
      |  |  ____//
      |自 | |   //|
      |  | |     |
      |  | | イド  |
      |我 | |     |
      |__| |_____|
第一局所論  第 二 局 所 論 
 『夢判断』 「自我とエス」(1923)
(1900) 『続精神分析入門』(1933、
                 超自我を追加)

上記図はマルクスの経済表↓に少し似ている。超自我が本源的蓄積、抑圧が異なる部門間の交換ということになる。

マルクス経済表(部門1と2が逆):
                               p1
                          追加的不変資本Mc
                    _産業利潤_追加的可変資本Mv
 _____             |      個人的消費Mk
|第1部門 |           P|_利子___単利__|z
|機械と原料|          利潤|      複利  |
|_____|           /|_地代___差額地代|r
                 /        絶対地代|
 不変資本C 可変資本V 剰余価値M 生産物W       |
       _____\____  /          |
          /  \    /           |
 ____    /  労賃\  /    _産業利潤_  |
|第2部門|  /      \/    |      | |
|生活手段| /       /\ 利潤_|_利子___| |
|____ /   労賃__/__\ / |      | |  
     /    /  /   \\  |_地代___| |
    /    /  /    /\\        | |
 不変資本  可変資本/ 剰余価値  生産物______/_/  
          /        /   
 ____    /        / 
|第3部門|  /        /              
|総生産物| /        /          
|____|/        /          
 ____/ _______/__                      
 不変資本  可変資本  剰余価値  生産物
 
  C  +  V  +  M  =  W

あるいは、

  _____  (技術革新等 | (労働時間
 |第1部門 |  空間的差異)|絶 の延長)1:10              2:21  
 |機械と原料|___相対的__|対_____       _追加的不変資本___  Mc
 |_____|   剰余価値 |的   ___産業利潤_/_追加的可変資本___\ Mv
本               |剰  |        \_個人的消費_____/|Mk
 固定資本2:9 流動資本   |余  |___利子_____単利_________|
  \機械)(原料/\     |価  |      \___複利________/|
  (土地 消耗品) \    |値 /|___地代_____差額地代_______|
源   \  / (労働力)  | /          \_絶対地代______/|
  不変資本C 可変資本V 剰余価値M 生産物W                  |
     1:6 ____\____  /                     |
           /  \    /                      |
的 ____1:24/  労賃\  /    _産業利潤___3:1〜____   |
 |第2部門|  /      \/    |                \  |
 |生活手段| /       /\   _|_利子_____3:21〜____| |
 |____|/   労賃__/__\ / |        3:24     | |  
蓄     /    /  /   \\  |_地代_____3:37~44__| |
     /    /  /    /\\          3:45     | |
  不変資本  可変資本/ 剰余価値  生産物_____________G___/_/  
           /        /        四:  ◎ 貨幣     
積 ____    /        /             ◯ 
 |第3部門|  /        /          三: /| 一般的 
 |総生産物| /        /             ☆☆☆     1:1、3、
 |____|/ _______/_             ☆☆☆     3:33
      /                      二:|/  拡大
  不変資本  可変資本  剰余価値  生産物        ◯ 
                           形態一:◯=☆ 単純 
                       (相対的価値形態 = 等価形態)


付記:
フロイトによるカントへの言及は以下がある。

「空間性とは、心的装置の広がりの投射であるのかもしれない。他の[かたちでの]派生は在りそうもない。
カントの言う、われわれの心的装置のアプリオリな条件の代わりに。心(プシュケ)とは延長しており、
そのことについては何も知らない。」(邦訳『フロイト全集22』p.285)

カントの概念のヒエラルキーは凡そ一定である。

                             ◎:範型/象徴×
 純粋理性概念→|\ ←理性               ◯:図式
(超越論的理念)| \ 
        |  \                               
        |___◎ ←(規定的/反省的)判断力       
        |   |\                           
        |   | \
        |   |  \         
 純粋悟性概念→|___|___\ ←悟性(超越論的統覚)    
 (カテゴリー)|\  |  /|\  
        | \ | / | \     
        |  \|/  |  \     
        |___◯___|___\ ←構想力
        |  /|\  |    \
        | / | \ |     \ 
 感性的多様性→|/__|__\|______\ ←感官
                         (経験的統覚)



追記:ジャネとの関係

フロイトは『ヒステリー研究』でジャネとの無意識の先取権争いを告白している。
もしかりにフロイトのジャネ批判が正しいとしても逆にだからこそジャネのある
程度の先取性は認められるだろう。

http://yojiseki.exblog.jp/4946359/
ピエール・ジャネ(Pierre Janet、1859-1947)
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by yojisekimoto | 2011-10-28 11:20 | フロイト

弘明寺の両界曼荼羅:資料

横浜弘明寺(もとの名は求明寺)所蔵の両界曼荼羅(江戸時代作、幅三メートル以上)

a0024841_14354798.jpga0024841_14332371.jpg


金沢文庫刊行『曼荼羅』平成20年より



参考:

 _金剛界曼荼羅____西___________    _胎蔵界曼荼羅____東___________最
| ____________________文様帯  | __________ __________ 外
||      |       |      ||  ||  |______文殊菩薩_文殊院_|  |院
||      |   大日  |      ||  ||  |_釈迦院__釈迦如来_____|  ||
||      |   如来  |      ||  ||  |  |   遍智院   |  |  ||
||四印会___一印会_____|理趣会___||  ||  |  |____△____|  |  ||
||      |  阿弥陀  |      ||  ||地 |  |弥勒  宝幢 普賢|  |除 ||
||      |       |      ||  ||蔵 |蓮華|         |金剛|蓋 ||
南|      |宝生 大 不空|      |北  北 院 |部院| 天鼓 大 開敷 |手院|障  南
||      |   日 成就|      ||  ||  |  | 雷音 日 華王 |  |院 ||
||      |       |      ||  ||  |  中 台 八 葉 院 |  |  ||
||供養会___成身会_阿閦__|降三世会__||  ||  |  |観音_無量寿_文殊|  |  ||
||      |       |      ||  ||  |  |  持 明 院  |  |  ||
||      |       |      ||  ||  |__|_________|__|  ||
||      |       |降三世   ||  ||  |______虚空蔵院_____|  ||
||微細会___三昧耶会____|三昧耶会__||  ||__|______蘇悉地院_____|__||
|_______________________|  |___________ ___________|
            東                          西



         __本尊壇__
        |       |
        |   本   | 
        |   尊   |       
十       |_______|        十
二/|       _____        |\二
天\|      |     |       |/天
屏/|金     |  壇  |     胎 |\屏    
風\|剛     |_____|     蔵 |/風
   界       ___      (界)
   曼      | 阿 |      曼 
   荼      | 閦 |      荼
   羅      |_梨_|      羅


両界曼荼羅は本来上記(奉懸図)のように向かい合わせに掲げるが(合わせ鏡のようになる)。
 
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by yojisekimoto | 2011-10-27 14:18 | 仏教

両界曼荼羅とスピノザ



a0024841_1782378.jpga0024841_178292.jpg

両界(両部)曼荼羅、つまり胎蔵(界)曼荼羅及びそれと対になる金剛界曼荼羅はそれぞれ物質と精神に対応するとされるが(歴史的には中国における陰陽☯の影響が指摘される)、むしろ逆で、今日的には胎蔵が精神的で、金剛界が物質的に見える(西欧哲学の文脈と逆側へサブジェクトの意味合いが入れ替わっているのだ**)。 それは2つ合わせると、スピノザの思惟と延長という属性に対応し得る。これらは、柄谷のカントとマルクスに対応するかも知れない***。

胎蔵(界)曼荼羅に関しては以前カントと比較した事があるが(参考別サイト)、両界あわせると胎蔵界を理(物質)、金剛界を智(精神)となるところが(単純な一元論にはならない)、やはり延長と思惟の属性を分けたスピノザに似ている*(『空海曼荼羅』所収の藤巻一保の論考が図解入りでわかり易い)。

        大 日 如 来
           |
    ____六大=宇宙の実体_____
   |                 |
   |  地・水・火・風・空 ・識   |
   |  ア・バ・ラ・カ・キャ・ウン  |
   |  __________ __  |
   |   |         |   |
   |  物質         精神  |
   | 胎蔵界         金剛界 |
   |_______________|
            |
           ←|→
三蜜=宇宙の働き        四曼荼羅=宇宙の現れ
   用大                相大
                大曼荼羅   色彩 宇宙の具体像の現れ
身蜜 身体    印      三昧耶曼荼羅 象徴 宇宙の個別の象徴像の現れ
口蜜 言語/波動 真言     法曼荼羅   梵語 宇宙の波動像の現れ
意蜜 精神的   観想     羯磨曼荼羅  立体 全宇宙の姿そのもの
                

(『空海曼荼羅』49頁参照)

「悟る主体を智と呼び、悟られる対象を理と呼ぶ」(同64頁)

「真の観念はその対象(観念されたもの)と一致しなければならぬ。」(スピノザ「エチカ」第一部公理6


*注:

「エチカの『基本構成』」(工藤喜作『スピノザ』清水書院より)
原図は縦書き。参考
       __________________
能産的自然=|神=自己原因=実体=無限に多くの属性|……思惟の属性………延長の属性
      |__________________|
       _______________
      |        |直接無限様態|             |運動と静止
      |様 |無限様態<       |……………無限知性…………< 
所産的自然=|態 |     |関接無限様態|             |全宇宙の形貌
      |の<             | 
      |世 |            |                  |最単純物体      
      |界 |有限様態        |……………有限観念……………有限物体<
      |_______________|     ‖             |複合物体=個体
                           認識< 想像知       |  :  
                              |理 性       |無限に大きな個体
                              |直観知           ‖
                                           全自然

あるいは(改訂版)、

「エチカの『基本構成』」(工藤喜作『スピノザ』清水書院より)

 _____能産的自然________
|神=自己原因=実体=無限に多くの属性|__思惟の属性___延長の属性
|__________________|
 _____所産的自然_____
|        |直接無限様態|            |運動と静止
|様 |無限様態_|      |_____無限知性___|
|態 |     |関接無限様態|            |全宇宙の形貌 
|の_|            |     認識
|世 |            |      ‖                  
|界 |有限様態        |_____有限観念____有限物体
|_______________|      |        |    
                      想像知     最単純物体     
                      理 性     複合物体=個体 
                      直観知      : 
                              無限に大きな個体
                               ‖      
                              全自然

胎蔵(界)曼荼羅
 _______________________東_______________________
|那伊              日  天帝    天持 梵                 火|
|天舎 _____________天___釈__ __国_天_______________  天|
|天大| 賢|               文殊菩薩        文殊院     | 賢|最 |
| 黒|_瓶|_________________ _________________|_瓶|外 |
|天歓|  |               釈迦如来        釈迦院     |  |院 |
|・喜|  |_________________ _________________|__|・ |
|聖 |  |        |      遍 智 院  大 命普|        |  |外 |
|天 |  |◯  ◯  ◯ |仏准  仏仏  /\  菩勇 菩賢| ◯  ◯  ◯|  |金 |
|  |地 |        |母胝  母眼 /__\ 薩猛 薩延|__ __ __|除 |剛 |
|  |蔵 | 蓮華部院 至大|______一切如来智印_____|  金剛手院  |蓋 |部 |
|  |院 | (観音院) 勢|    中 台 八 葉 院    | ◯      |障 |院 |
|毘 |  |        |      _宝幢__      |__ __ __|院 |  |
|沙 |  |        |   弥勒|     |普賢   |        |  |増 |
|門 |  |      ◯ |   /_|_____|_\   | ◯      |  |長 |
|天 |地 |        |  |  |  大  |  |  |__ __ __|除 |天 |
北   蔵 |羂不 輪如 音聖|天鼓雷音 |  日  | 開敷華王|薩金      |蓋    南
|帝 |  |索空  意  観|  |  |  如  |  |  |埵剛 __ __|障 |焔 |
|釈 |  |        |  |__|__来__|__|  |        |  |摩 |
|天 |  |      多 |   観音|     |文殊   | ◯      |  |天 |
|・ |  |      羅 |    \|_無量寿_|/    |__ __ __|  |  |
|変 |  |        |      (阿弥陀)      |        |  |  |
|化 |  |      ◯ |_________________| ◯      |  |  |
|身 |  |        | 勝  大   般     隆 不|__ __ __|  |  |
|  |  |      馬 | 三  威   若 持明院 三 動|        |  |  |
|  |  |      頭 | 世  徳   菩     世  | ◯  ◯  ◯|  |  |
|  |  |________|________薩________|________|  |  |
|  |  |  千  |        虚空蔵菩薩 虚空蔵院     | 菩金  |  |  |
|  |__|  手  |_十_____________________| 薩剛  |__|  |
|  |賢 |  観  |観一 ◯ 明孔 ◯ 蘇悉地院 ◯ ◯ ◯ ◯ |  蔵  | 賢|  |
|  |瓶_|__音__|音面___王雀________________|__王__|_瓶| 羅|
|風        月   弁    水 天広 地                 在大 | 刹|
|天________天___才____天__目_天_________________天自_|_天|
              天         西       

               ___因__菩提心__中台八葉院___
   _______________根__大 悲__中台八葉院と最外院を除く全院______
 _________________究竟_方 便__外金剛部院(最外院)_____________
    
      宝幢C
            
天鼓雷音D 大日A  開敷華王B

      無量寿A
     (阿弥陀)

定印A、施無畏印B、与願印C、触地印D




金剛界曼荼羅
 _______________________西______________________
| __________________________________________文様帯|
||     /  \     | ____________ | ____________ ||
||    |    |    ||  /      \  |||  / /  \ \  |||
||    | 金剛法|    || /        \ ||| / | 愛金剛| \ |||
|| ___ \__/ ___ ||/     大    \|||/__ \__/ __\||| 
||/   \/  \/   \||      日     |||/  \/ 金\/  \|||
||金剛宝   大日  金剛業 ||      如     |||触金剛  薩剛  慢金剛|||
||\___/\__/\___/||      来     |||\__/\埵_/\_と/|||
||     /  \     ||\          /|||\   /  \/その妃|||
||    | 金剛 |    || \        / ||| \ |欲金剛 | / |||
||四印会 | 薩埵 |    |一印会\______/__||理趣会\_\__/_/__|||
||_____\__/_____|______________|______________||
|| ____________ |華_____鎖______灯| ____________ ||
|||  / /  \ \  |||水 / /  \ \ 風|||  / /  \ \  |||
||| / |    | \ ||| /鬘| 阿弥陀|歌\ ||| / |    | \ |||
|||/__ \__/ __\|||/__ (無量寿)__\|||/__ \__/ __\|||
|||/  \/  \/  \|||/  \/  \/不空\|||/  \/  \/  \|||
南||            ||索 宝生  大日  成就 鈴||            ||北
|||\__/\__/\__/|||\__/\__/\__/|||\__/\__/\__/|||
|||\   /  \/  /|||\ 嬉 /  \/舞 /|||\   /  \/  /|||
||| \ |    | / |||火\ | 阿閦 | /地||| \ |    | / |||
||供養会\_\__/_/__||成身会\_\__/_/__||降三世会_\__/_/__|||
||______________|香_____鉤______塗|______________||
|| ____________ | ____________ | ____________ ||
|||  / /  \ \  |||  / /  \ \  |||  / /  \ \  |||
||| / |    | \ ||| / |    | \ ||| / |    | \ |||
|||/__ \__/ __\|||/__ \__/ __\|||/__ \__/ __\|||
|||/  \/  \/  \|||/  \/  \/  \|||/  \/  \/  \|||
|||            |||            |||            |||
|||\__/\__/\__/|||\__/\__/\__/|||\__/\__/\__/|||
|||\   /  \/  /|||\   /  \/  /|||\   /  \/  /|||
||| \ |    | / ||| \ |    | / ||降三世 |    | / |||
||微細会\_\__/_/__||三昧耶会_\__/_/__||三昧耶会_\__/_/__|||
||______________|______________|______________||
|_______________________東______________________|

中央成身会:詳細

四摂智菩薩 非行人間を
金剛鉤菩薩(ひっかけて)
金剛索菩薩(たぐりよせ)
金剛鎖菩薩(動けなくして)
金剛鈴菩薩(警鐘を鳴らす)

(『「理趣経」入門』大栗道栄117ー8頁より)


    阿弥陀B
            
宝生C 大日E  不空成就A

    阿閦D

施無畏印A、定印B、与願印C、触地印D、智拳印E(胎蔵とはAとBが逆)
 


_五仏___九識____四方__五智_____五印______
不空成就  五識    北  成所作智   施無畏(せむい)印
阿弥陀   意識6   西  妙観察智   禅定印
宝生    末那識7  南  平等性智   与願(よがん)印
阿閦    阿羅耶識8 東  大円鏡智   触地(そくち)印
大日如来  阿摩羅識9 中央 法界体性智  智拳印

九識・五智・五仏の対応関係

http://www.sakai.zaq.ne.jp/piicats/gochigobutsu.htm
http://www.sakai.zaq.ne.jp/piicats/mandara2.htm

追記:
両界曼荼羅は本来以下(奉懸図)のように向かい合わせに掲げるが(合わせ鏡のようになる)、先日の上野の国立博物館ではそれが再現されていなかった。

         __本尊壇__
        |       |
        |   本   | 
        |   尊   |       
十       |_______|        十
二/|       _____        |\二
天\|      |     |       |/天
屏/|金     |  壇  |     胎 |\屏    
風\|剛     |_____|     蔵 |/風
   界       ___      (界)
   曼      | 阿 |      曼 
   荼      | 閦 |      荼
   羅      |_梨_|      羅
 

肝心の大日如来が東寺からのものではないから立体曼荼羅の再現とも言い難い。
東寺立体曼荼羅全体の8/21しか来ていないのだから仕方ないが。
やはり東寺へいくべきだ。
ただし、東寺では見られない仏像の裏側を見ることが出来、音声ガイド、物販は充実していた。

補記:

両曼荼羅をカント体系に位置づけるなら、それぞれ感性(及び悟性)と理性ということになろう。

http://yamatokoji.blog116.fc2.com/blog-entry-251.html
「胎蔵曼荼羅が真理を実践的な側面、現象世界のものとして捉えるのに対し、金剛界曼荼羅では真理を論理的な側面、精神世界のものとして捉えていると考えられる。」


**

    /\  精神
   /理性\→能動   カント以降、西洋の主体↑
  / 判断力\       
 /  悟性  \    今日における日本の主体↓
/___感性___\←受動
           物質

***写真↓は『トランスクリティーク』韓国語版(2005)の見開きより(左右逆にした)。

a0024841_16585095.jpga0024841_16583426.jpg






 _金剛界曼荼羅____西___________    _胎蔵界曼荼羅____東___________最
| ____________________文様帯  | __________ __________ 外
||      |       |      ||  ||  |______文殊菩薩_文殊院_|  |院
||      |   大日  |      ||  ||  |_釈迦院__釈迦如来_____|  ||
||      |   如来  |      ||  ||  |  |   遍智院   |  |  ||
||四印会___一印会_____|理趣会___||  ||  |  |____△____|  |  ||
||      |  阿弥陀  |      ||  ||地 |  |弥勒  宝幢 普賢|  |除 ||
||      |       |      ||  ||蔵 |蓮華|         |金剛|蓋 ||
南|      |宝生 大 不空|      |北  北 院 |部院| 天鼓 大 開敷 |手院|障  南
||      |   日 成就|      ||  ||  |  | 雷音 日 華王 |  |院 ||
||      |       |      ||  ||  |  中 台 八 葉 院 |  |  ||
||供養会___成身会_阿閦__|降三世会__||  ||  |  |観音_無量寿_文殊|  |  ||
||      |       |      ||  ||  |  |         |  |  ||
||      |       |      ||  ||  |__|____持明院__|__|  ||
||      |       |降三世   ||  ||  |______虚空蔵院_____|  ||
||微細会___三昧耶会____|三昧耶会__||  ||__|______蘇悉地院_____|__||
|_______________________|  |___________ ___________|
            東                          西
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by yojisekimoto | 2011-10-21 20:29 | 仏教

『世界史の構造』の構造と『哲学の起源』:メモ

 序文____『世界史の構造』の構造______
|     |     |2(氏族社会)1   |
| 1国家 |3世界帝国|贈与と呪術| 定住革命|
|    第2部ギリシア|    第1部    |
|___世界=帝国___|__ミニ世界システム_|
|    (B)    |    (A)    |
|     |     |     |序説   |
|2世界貨幣|4普遍宗教|     |交換様式論|
|_____|_____|_____|_____|
|     |3    |     |     |
|1近代国家|ネーション|     |     |
|    第3部    |    第4部    |    
|_近代世界システム__|___現在と未来___|    
|    (C)4   |1   (D) 2  |    
|2産業資本|アソシエー|世界資本主|世界   |    
|     |ショニズム|義の段階と|共和国へ |    
|_____|_____|反復___|_____|

『世界史の構造』の構造(参考:古代ギリシア哲学史別サイト『哲学の起源』詳細目次改訂版他サイト

序文_序説 交換様式論*____________________________________
| 序論 国家の起源  | B1  |     | 序論 氏族社会への移行    4首長の逆説☆|
|1原都市☆|2ルソー |1アジア |     |呪術 農業共同体B←定住民A(←D)     |
|6官僚制 | ホッブズ(中心、中核)     |氏族社会   (互酬 と 共同寄託)     | 
|___第1章国家___|__第3章世界帝国__|  第2章贈与と呪術 |  第1章定住革命  |
|     3国家の矛盾|3ギリシア|  B3 |  モース、ブーバー |サーリンズ☆、モーガン|  
|     |     4ローマB2| 5封建制|      フロイト☆|2交易と戦争、クラストル 
|     |     |(亜周辺)|2周辺と亜周辺☆         |           |
|_____|_第二部 世界=帝国_1ウィットフォーゲル_第一部 ミニ世界システム__(交換様式)
|         (B)1呪術から宗教へ   |         (A)(再分配)|(互酬) |
|1国家と貨幣     | ウェーバー、ニーチェ|           | B国家 |Aネーション
| 自給自足☆     |2帝国と一神教    |遊牧民C←狩猟採集民(遊動バンド)D     |
|  第2章世界貨幣  |  第4章普遍宗教  |           |_*序説 交換様式論_|
|3『リヴァイアサン』と|3模範的預言者4倫理的・           | 2図:近代の社会構成体☆
|『資本論』価値形態論☆|     6キリスト教|           |(商品交換) (X)歴史☆
|  ホッブズ、マルクス|8イスラム教・仏教・道教           | C資本 |D X 平等☆
|___________|___________|___________4交通概念、モーゼス・へス
| 序論 世界=帝国と世界=経済 ウォーラーステイン          |           |
| ドップ、スウィージー、ブローデル、ポランニー|           |           |
|4マルクスの国家論  |    2アンダーソン|           |           |
|  第1章近代国家  |第3章ネーション   |           |           |
|3カール・シュミット |3スミス4バウムガルテン           |           |
|           |    5図:ボロメオの環☆         |           |
|           |           |           |           |
|____第三部 近代世界システム_______|______第四部 現在と未来________|
|          (C)ロールズ      |          (D)          |
|           |9福祉国家主義☆   |           |2アンチノミー(国家)|
|7産業資本主義の限界 |第4章        |           |           |
|  第2章産業資本  |アソシエーショニズム |第1章世界資本主義の | 第2章世界共和国へ |
|4産業資本主義の起源 |     3経済革命と|   段階と反復   |     5贈与による|
|3産業資本の自己増殖☆|      政治革命 |1図:資本主義の世界史的諸段階☆  永遠平和 | 
|2労働力商品     |      プルードン|4ネグリ&ハート   |4カントとヘーゲル  |
|_アンチノミー____|4労働組合と協同組合☆|___________|___________|
                       ☆


 ______ソ ク ラ テ ス 以 前________
| イタリア、  イオニア、              |
|(エレア学派)(ミレトス学派) (独自の主張)    |
|  |      |                 |
|  |     タレス 水              |
|  |      |         イオニア諸都市 |
|  | アナクシマンドロス 無限定  前560年   |
|  |   |    |  なもの  リディア王国に併合
|  |クセノファネス |       前546    |
|  |   |    |       ペルシアに併合 |
|  |   |  アナクシメネス           |
|  |  _|__  |空気  ピタゴラス      |
|  | |    | |   (サモス島→南伊)   |
|  | |  __|_|____||         |
|  | | |  | |     | 前499or8〜4|
|  | | x  | |     x イオニアの反乱wiki
|  | | 普← | |    →変         |
|  | | 遍  | |     化         |
| パルメニデス  |_|___ヘラクレイトス 火   |
|(前515ー450) |  (前540ー480)   |
|  |        |  (イオニア、エフェソス) |
| ゼノン__折_衷__|       前479    |
|(エレア派) |           ミュカレの戦いwiki
|  |  (多元論者)                |
|  |  エンペドクレス(シチリア島)        |
|  |    |                   |
|  |  アナクサゴラス(イオニア→アテネ)     |
|  |        |________ペリクレス  |
|  |  (原子論者)         エウリピデス |
|  |__レウキッポス(ミレトス→エレア)      |
|        |_デモクリトス           |
|______________|____________|
               |
 _ポ リ ス を 基 盤 に|し て い た 人 々_
|         同等?  |末裔          |
|  ソクラテス ←対立→ ソフィスト         |
|    |||                    |
|    |||_クセノポン(軍人、弟子)   (犬儒派)
|    ||______________アンティステネス
|    |                   |  |
|  _プラトン               ディオゲネス
| |  |                      |
| | アリストテレス                 |
|_|_____|___________________|
  | アレクサンダー大王  アルキメデス
  |            エウクレイデス
  |             (アレクサンドリア)
 _|___ヘ レ ニ ズ ム 時 代 以 降_____
| |              ゼノン(ストアの開祖)|
| |                 キケロ     |
| | (懐疑主義)(エピクロス主義)(ストア主義)  |
| |  ピュロン  エピクロス    セネカ     |
| |影響               エピクテートス |
| (新プラトン主義)         マルクス・   |
|  プロティノス           アウレリウス  |
|  プロクロス                    |
|___________________________|別サイト


 _________哲学の起源_________
|     |     |     |     |
|ペロポネ |     |トロイア |ホメロス |
|ソス戦争 | プラトン|  戦争 |ヘシオドス|
|___ステート____|___ネーション___|
|アリストテレス    |     |     |
レウキッポス|ソクラテス|     |     |
デモクリトス| ストア派|     | タレス |
ディオゲネス|_古代ギリシア哲学__|_____|
|     |   アナクシマンドロス     |
|ペルシア戦争   アナクシメネス | ピタゴラス
|ヘロドトス|   クセノファネス |     |
|___キャピタル___|__アソシエーション_|
|     |   イオニアの反乱 ヘラクレイトス
|     |     パルメニデス|乾 火 熱|
|     |アナクサゴラス ゼノン|土 + 空気
|_____|ヒポクラテス_____|冷 水 湿|
                  エンペドクレス
                   四大元素



 ______________哲学の起源(参考:古代ギリシア哲学史)______________
|     |     |     |     |  トロイア戦争   |     |     |
|     |     |     |     | (前1250頃)  |(オリンピア競技会  |  
|     |     |     |     |(ミュケナイ国家の末期|  前776)    |
|_____|_____|_____|_____|__前1200頃)__|__ホメーロス____|
| ペロポネソス戦争  |     |     |     |     | (前750年頃詩作)|
|(前431ー404) |   プラトン    |     |     |  ヘシオドス    |
|     |     |     |     |     |     | (前700年頃詩作)|
|_____|___ステート____|_____|_____|___ネーション___|_____|
|     |     |     |     |     |     |     |     |
|     |     |     |     |     |     |     |     |
|     |     |     |     |     |     |     |     |
|_____|_____|__ソクラテス____|_____|_____|____タレス____|
|  アリストテレス  |(前469ー399頃)|     |     |(前624―546頃)|
|     |     |     |ストア派 |     |     |     |+    |
|     |     |     |     |     |     |     |水    |
ディオゲネス|_____|_____|_古代ギリシア哲学__|_____|_____|_____|
|     |     |     |     | アナクシマンドロス |     |     |
|     |     |     |     |  アナクシメネス  |     |     |
|     |     |     |     |     |  +空気|   ピタゴラス   |
|___ペルシア戦争__|__ヘロドトス____|_____|_____|_(前582ー497)|
|(前492ー449頃)| トゥキュディデス  |    クセノファネス|     |数    |
|     |     |     |     |     |     |     |     |
|     |     |     |     |     |     |     |     |
|_____|___キャピタル___|_____|_____|__アソシエーション_|___火_|
|     |     |     |     |  イオニアの反乱  | ヘラクレイトス + |
|     |     |  レウキッポス   | (499ー8頃)  |(前540ー 480)|
|     |     | デモクリトス    |     |     | パルメニデス    |
|_____|_____|_____|_____|_____|_____|(前515ー450)_|
|     |     |     |     |     |     | ゼノン |四大元素 |
|     |     |  アナクサゴラス  |     |    エンペドクレス 乾 火 熱|
|     |     | ヒポクラテス    |     | (前490ー430頃)土 + 空気
|_____|_____|(前460ー377)_|_____|_____|_____|冷 水 湿|


     エンペドクレスの四大元素参考
          火
     ____/||\____   
    |乾 _//||\\_ 熱|
    ||\\/ || \//||
    ||/\\ || //\||
    |// \\||// \\|
    /____\||/____\
   土 _____  _____ 空気
    \\   /||\   //         
    |\\ //||\\ //|
    ||\\/ || \\/||
    ||/\\_||_/\\||
    |冷__\\||//__湿|
         \||/    
          水


以下、詳細目次(参考文献付き)

哲学の起源    柄谷行人  『新潮』 2011年7月号〜

第一章 普遍宗教と哲学    第一回

1 交換様式から見た普遍宗教
柄谷行人『世界史の構造』
ウェーバー『宗教社会学』@

2 預言者の出現
ウェーバー(『宗教社会学』)
孔子(『論語』)

3 イオニアの社会と思想
プラトン『パイドン』
ヘロドトス『歴史』

第二章 イオニアにおけるイソノミア

1 イソノミアとデモクラシー
ハンナ・アレント『革命について』@
アリストテレス『政治学』@
シュミット『現代議会主義の精神史的地位』@@

2 アテネのデモクラシー
ヘロドトス『歴史』
ヘーゲル『哲学史講義』@

3 国家と民主主義
(前508年 アテネ、クレイステネスの改革)

4 植民とイソノミア
モルガン『古代社会』@
アラン・テスタール『新不平等起源論』@
ヘロドトス『歴史』@

5 イオニアとアメリカ
ヘロドトス『歴史』@

6 イソノミアと評議会
ヘーゲル『哲学史講義』@
ハンナ・アレント『革命について』@
ルソー
モンテスキュー*


*ドナルド・グリンデ、ブルース・ジョハンセン『アメリカ建国とイロコイ民主制』
                _
第三章 イオニア自然哲学の背景  8月号 第二回

1 自然哲学と倫理 
ディオゲネス・ラエルティオス『ギリシア哲学者列伝』
ヘカタイオス(ホメロス批判)*
広川洋一『ソクラテス以前の哲学者』@
(イオニアと東ギリシアの伝統 前後世紀後半に栄える)
ロザリンド・トーマス『ヘロドトスの歴史的文脈(Herodotus in Context)』@

2 ヒポクラテス 
(前460−377)
ヒポクラテス『古い医術について』@@@
岩波書店『ソクラテス以前哲学者断片集』第2分冊(アルクマイオン)@
アルキダマス『メッセニア人を讃える演説』
アンティフォン『真理について』
アリストテレス『政治学』@
プラトン『国家』

3 ヘロドトス 
ヘロドトス『歴史』@@
アリストテレス『政治学』@
カタイオス
ロザリンド・トーマス(『ヘロドトスの歴史的文脈(Herodotus in Context)』)
ヒポクラテス『古い医術について』
ヘロドトス『歴史』@@

4 ホメロス
(ホメロス前750年頃 ヘシオドス前700年頃詩作)
ホメーロス『オデュッセイア』(筑摩)@
     『イリーアス』
(ミュケナイ国家の末期 前1200年頃)
(常備軍)**
ハムラビ法典
関広野『プラトンと資本主義』@

5 ヘシオドス
ヘシオドス『神統記』
     『仕事と日』@@@@
(オリンピア競技会 前776)
ジョージ・トムスン『最初の哲学者たち』@***
アリストテレス『形而上学』
ヘシオドス『仕事と日』@


*広川洋一『ソクラテス以前の哲学者』@
**商鞅(しょうおう)
***ギルバァト・マレー『ギリシア宗教発展の五段階』
                 _
第四章 宗教批判としての自然科学  9月号 第三回

1 宗教批判
ヘシオドス『神統記』
(アテネ、前510年に民主制。サモス島、前538年ポリュクラテスが僣主となる)
岩波書店『ソクラテス以前哲学者断片集』第1分冊(アナクシマンドロス)@

2 運動する物質
アリストテレス『形而上学』(全集12)@
       『魂について』@
コーンフォード(『宗教から哲学へ』)
(アナクシメネス)*
ブロッホ『ルネサンスの哲学』@@
ブルーノ
スピノザ
岩波書店『ソクラテス以前哲学者断片集』第1分冊(クセノファネス)@@

3 制作と生成
アリストテレス『形而上学』(全集12)@
ファリントン『ギリシア人の科学』
岩崎允胤『ギリシア・ポリス社会の哲学』@@
アリストテレス『自然学』(エンペドクレス)@
ファリントン『ギリシア人の科学』(ディオドロス『歴史』)@
ダーウィン『種の起原』
スペンサー
マルクス『デモクリトスとエピクロスの差異』


*岩波書店『ソクラテス以前哲学者断片集』第1分冊(シンプリキオス:アナクシマンドロス)@
                 _
第五章 イオニア没落後の思想    10月号 第四回

1 ピタゴラス

a イソノミアの崩壊

b 輪廻の観念
プラトン『パイドン』
ジョージ・トムスン『最初の哲学者たち』@

c 二重世界
ニーチェ『権力への意志』@
マルクス『ドイツ・イデオロギー』@

d 数学と音楽
ヘーゲル『哲学史講義』
プラトン『国家』@
ピタゴラス*/**

2 ヘラクレイトス

a 反民衆的
ポパー『開かれた社会とその敵』@
岩波書店『ソクラテス以前哲学者断片集』第1分冊(ヘラクレイトス)@@@
山川偉也『ギリシアの思想』@
岩波書店『ソクラテス以前哲学者断片集』第1分冊(ヘラクレイトス)@@@@@@@
岩波書店『ソクラテス以前哲学者断片集』第1分冊(アナクシマンドロス)@

b 反ピタゴラス
岩波書店『ソクラテス以前哲学者断片集』第1分冊(クセノファネス)@@
アリストテレス『形而上学』@
岩波書店『ソクラテス以前哲学者断片集』第1分冊(ヘラクレイトス)@@@@@@
プラトン『国家』


*アリストテレス『天体論』
**プルタルコス『哲学者の自然学概要』
                _
3 パルメニデス         11月号 第五回

a ヘラクレイトスとパルメニデス
アリストテレス『形而上学』
ヘーゲル『哲学史講義』@@
ディオゲネス・ラエルティオス『ギリシア哲学者列伝』@@

b ピタゴラス批判
アリストテレス『形而上学』(全集12)@
プラトン『パルメニデス』
ベルグソン(『時間と空間』?)

c 間接証明
山川偉也『ギリシアの思想』@@@
岩波書店『ソクラテス以前哲学者断片集』第2分冊(パルメニデス)@
カント「ヘルツ宛書簡」1781.5.11
京都大学『ソクラテス以前の哲学者たち』(パルメニデス)@

4 エレア派以後

a エンペドクレス
ヘシオドス『神統記』

b 原子論
岩波書店『ソクラテス以前哲学者断片集』第3分冊(アナクサゴラス)@@
レウキッポス*
岩波書店『ソクラテス以前哲学者断片集』第2分冊(エンペドクレス)@

c ポリスからコスモポリスへ
岩波書店『ソクラテス以前哲学者断片集』第2分冊(エンペドクレス)@@
岩波書店『ソクラテス以前哲学者断片集』第4分冊(デモクリトス)@


*岩波書店『ソクラテス以前哲学者断片集』第4分冊(レウキッポス)@

第六章 アテネ帝国とソクラテス    12月号 第六回 

1アテネ帝国と民主制 
2ソフィストと弁論の支配
3ソクラテスの裁判
4ソクラテスの謎
5ダイモン
6ソクラテスの問答法
7プラトンとピタゴラス
8哲人王
9イソノミアと哲人王
            (連載完結)

  不平等⇦      ⇨平等 
  _____________
専|僣主政   | 哲人王  |
制|      |      |
⇧|______|______|
⇩|デモクラシー| イソノミア|
自|      |      |
由|______|______|
    

以下、『プラトンと資本主義』より
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参考:
hegel.netにおけるギリシア、及び、ギリシア哲学
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by yojisekimoto | 2011-10-20 01:32 | 柄谷行人

カントとマルクスと…(4か3か:再び)

人間の思考パターンは三角形の3と四角形の4、つまり3か4の2種類に分けられる(→別サイト参考)。
3はスピノザヘーゲル
4はカントマルクスT・パーソンズ空海?、柄谷(もともとは3→別サイト参考)。

 ________純_____粋_____理_____性_____批_____判________
緒言          |           |           |0 |  |量 | 質|+ −
|1~7(初版1、2) |           |  (空虚/盲目)  |__|_手引き(判断、範疇表)
|           |           |           | 概念一般|関係|様相|× ÷
|   空間(外的)  |  時間(内的)   |    0緒言    |__|一、概念分析__|
|形而上学的/     |形而上学的/     |           | 演繹一般|  |  |
|           |           |           |_演 繹_|__|__|
|           |           |           先験的演繹(初版、+構想力)
|________(感 性 論)________|________(論 理 学)要約|__|__|
|     超越論的  |     超越論的  (序論)判断力   分 析 論|  |  |  | 
|           |           1図式2体系(分析/総合)_二元論_|_反省概念|
|           |           |直観の公理|知覚の先取|  |  |  |  |
|           |           量__二、原則分析__質|付録:反省概念の二義性|
|           |           |経験の類推|思考の要請|差異|一致|量 | 質|   
|           |           関係 A実体|   様相|(対ライプ|_注:無_|   
|           |           |B C  3現象と可想| ニッツ)|関係|様相|   
原   理   論(感性論と論理学)______|原因_相互|の区別根拠|内外|規定|__|__|
0緒言1仮象|     |0(主観X)     |     |、真理の島| (論証)|  二、 |*
2A理性一般| 1   |  同一 | 単純  |     |     |一、独断的| 論争的/|+ −
|B論理的使用 理念一般|  a量4| b質3 |     |     |数学/哲学|懐疑論(ヒ|× ÷
|C純粋_一、概念___|___霊 魂(定言)_|____0緒言____|*__1訓 練__ューム)
|     |     |(四つの誤謬推理、第二版)    |     | 三、  |2単一  |
|2    | 3   |  実体 |精神=コギト     |     | 対仮説 |四、理性の証明
|超越論的理念 体系  | c関係2| d様相1|     |     |(蓋然的)|3直接、1根拠  
|_____|__(論 理 学)二、推理論、理念|_____|___方 法 論___間接x、法廷|
|     |   弁 証 論   |     |     |     | \         |
| 限界  | 部分  |     |存在論  |     |     |  \        |    
|  量  |  質  |     | sein|     |     |   \  4歴 史 |
|__世 界(二律背反)|__神(三つの証明)_|___2規 準____|    \      | 
|     (仮言)  |    (理想、選言)|  目的 | 理想  | (図式)\     |
| 自由  | 必然  |宇宙論  |自然神学 |  (不死|(最高善、|3建 築 術\    |付録: 
|  関係 |  様相 |ライプニッツ     | 自由、神| 3つの問い)(全体系計画)(概念の演繹論)
|_____|_____|_____|_____|_____信(蓋然的)|(体系)__(初版:誤謬推理
                  付 録(目的論)                     cbad)
                  理念の統整的使用
                  自然弁証法の究極意図     (カント詳細別サイト

カント体系の全体構成は質→量とも解釈出来る。
第三批判では質→量を採用している。

同じように価値形態論が範疇表及びカテゴリー論に対応する。
『資本論』第二巻の再生産表式は感性論における空間と時間(をめぐる議論)に対応、
マルクスにとっての再生産表式における単純再生産と拡大再生産の違いは、
カントにとっての論理学における分析論と弁証論(Speculation by柄谷)の違いに対応する。
複利はアンチノミーに対応する。

 ___________________マルクス『資本論』___________________   
|   貨幣資本、循環1|GーW買い1     |三5〜9 |二    |     |     |  
|一資本の諸変態と   |  GーWーPm   |絶対的剰余|貨幣の資本|  拡大 | 単純  |  
|  それらの循環   |     \A生産2、|価値の生産|への転化4|     |     |  
|     1〜6   |    WーG売り3 |_労働日8|_____|_一商品と貨幣1〜3_|  
|      生産資本、| (資本の循環過程1)|四相対的剰|五絶対的お|  <価値形態論>1 |  
|  単純、拡大再生産2|(G貨幣、W商品   |剰余価値・|よび相対的| 一般的 | 貨幣  |  
|      商品資本3|Pm生産手段、A労働)|10〜13|剰余価値・|     |     |  
|____第2部:資本の流通過程________|協業11_第1部:資本の生産過程_|_____|  
|           〜21         |     |     〜25         |  
|           |   固定資本償却21|     | 時間18|           |  
|  二資本の回転   |           |     |     |七資本の       |  
|      7〜17 | 三社会的総資本の  |____六労賃____| 蓄積過程21〜25 |  
|           | 再生産と流通18〜21    17〜20  |単純再生産21    |  
|    固定資本9  |単純再生産2、20  |出来高19|     |拡大22 本源的蓄積24  
|           |再生産表式〜規準20 |     |     |植民理論25     |
|___________|______拡大2、21_____|_____|___________|
|二    |一    |           |           |     |     |  
|平均利潤へ|利潤率への|           |           |労働:労賃|     |  
|転化8〜12転化1〜7|           |           |     |     |  
|__<利潤>1〜20_|           | 生産過程の分析49 |__三位一体定式48_|  
|三利潤率の|四商人資本|           |           |     |     |  
|傾向的低下|への転化 |           |           |資本:利潤|土地:地代|  
|13〜15|16〜20|           |           |     |     |  
|_____第3部:資本主義的生産の総過程への転化_______七諸収入とその源泉48〜52__|  
|           |         〜52          <階級>   |     |  
|五利子と企業者利得とへ|六超過利潤の地代への |           | 労働者 |     |  
| の利潤の分裂。   |   転化37〜47 |           |     |     |  
| 利子生み資本21〜36    <地代>   |  競争の外観50  |____諸階級52__|  
|   <利子>    |差額地代38〜44、46           |     |  |  |  
|貨幣資本と現実資本30|絶対地代45     |           | 資本家 |_地 主_| 
|     景気循環30|資本主義的地代47  |           |     |  |  |
|複利24_______|___________|___________|_____|__|__|
詳細別サイト

アンチノミーは生産よりも交換というタームに呼応する。

『世界史の構造』の構造、(別サイト詳細)、『哲学の起源』
序文_序説 交換様式論*____________________________________
| 序論 国家の起源  | B1  |     | 序論 氏族社会への移行    4首長の逆説☆|
|1原都市☆|2ルソー |1アジア |     |呪術 農業共同体B←定住民A(←D)     |
|6官僚制 | ホッブズ(中心、中核)     |氏族社会   (互酬 と 共同寄託)     | 
|___第1章国家___|__第3章世界帝国__|  第2章贈与と呪術 |  第1章定住革命  |
|     3国家の矛盾|3ギリシア|  B3 |  モース、ブーバー |サーリンズ☆、モーガン|  
|     |     4ローマB2| 5封建制|      フロイト☆|2交易と戦争、クラストル 
|     |     |(亜周辺)|2周辺と亜周辺☆         |           |
|_____|_第二部 世界=帝国_1ウィットフォーゲル_第一部 ミニ世界システム__(交換様式)
|         (B)1呪術から宗教へ   |         (A)(再分配)|(互酬) |
|1国家と貨幣     | ウェーバー、ニーチェ|           | B国家 |Aネーション
| 自給自足☆     |2帝国と一神教    |遊牧民C←狩猟採集民(遊動バンド)D     |
|  第2章世界貨幣  |  第4章普遍宗教  |           |_*序説 交換様式論_|
|3『リヴァイアサン』と|3模範的、4倫理的預言者           | 2図:近代の社会構成体☆
|『資本論』価値形態論☆|     6キリスト教|           |(商品交換) (X)歴史☆
|  ホッブズ、マルクス|8イスラム教・仏教・道教           | C資本 |D X 平等☆
|___________|___________|___________4交通概念、モーゼス・へス
| 序論 世界=帝国と世界=経済 ウォーラーステイン          |           |
| ドップ、スウィージー、ブローデル、ポランニー|           |           |
|4マルクスの国家論  |    2アンダーソン|           |           |
|  第1章近代国家  |第3章ネーション   |           |           |
|3カール・シュミット |3スミス4バウムガルテン           |           |
|           |    5図:ボロメオの環☆         |           |
|           |           |           |           |
|____第三部 近代世界システム_______|______第四部 現在と未来________|
|          (C)ロールズ      |          (D)          |
|           |9福祉国家主義☆   |           |2アンチノミー(国家)|
|7産業資本主義の限界 |第4章        |           |           |
|  第2章産業資本  |アソシエーショニズム |第1章世界資本主義の | 第2章世界共和国へ |
|4「二つの道」と国家 |     3経済革命と|   段階と反復   |     5贈与による|
|3産業資本の自己増殖☆|      政治革命 |1図:資本主義の世界史的諸段階☆  永遠平和 | 
|2労働力商品     |      プルードン|4ネグリ&ハート   |4カントとヘーゲル  |
|_アンチノミー____|4労働組合と協同組合☆|___________|___________|
                       ☆

空海の思考パターンは5だが、4に中心があると考えればいい。

胎蔵(界)曼荼羅(別サイト
 _______________________東_持_____________________
|                日  天帝    国  梵                  |
|   _____________天___釈__ _天__天_______________   |
|天大|  |               文殊菩薩        文殊院     |  |最 |
| 黒|__|_________________ _________________|__|外 |
|天歓|  |               釈迦如来        釈迦院     |  |院 |
| 喜|  |_________________ _________________|__|・ |
|  |  |        |      遍 智 院  大 命普|        |  |外 |
|  |  |        |仏准  仏仏  /\  菩勇 菩賢|        |  |金 |
|  |地 |        |母胝  母眼 /__\ 薩猛 薩延|        |除 |剛 |
|  |蔵 | 蓮華部院   |______一切如来智印_____| 金剛手院   |蓋 |部 |
|  |院 | (観音院)  |    中 台 八 葉 院    |        |障 |院 |
|毘 |  |        |      _宝幢__      |        |院 |  |
|沙 |  |  不 如 聖 |   弥勒|     |普賢   |   金    |  |増 |
|門 |  |  空 意 観 |   /_|_____|_\   |   剛    |  |長 |
|天 |地 |  羂 輪 音 |  |  |  大  |  |  |   薩    |除 |天 |
北   蔵 |  索     |天鼓雷音 |  日  | 開敷華王|   埵    |蓋    南
|  |  |        |  |  |  如  |  |  |        |障 |  |
|  |  |        |  |__|__来__|__|  |        |  |  |
|  |  |        |   観音|     |文殊   |        |  |  |
|  |  |        |    \|_無量寿_|/    |        |  |  |
|  |  |        |      (阿弥陀)      |        |  |  |
|  |  |        |_________________|        |  |  |
|  |  |        | 勝  大   般     隆 不|        |  |  |
|  |  |        | 三  威   若 持明院 三 動|        |  |  |
|  |  |        | 世  徳   菩     世  |        |  |  |
|  |  |________|________薩________|________|  |  |
|  |  |  千  |        虚空蔵菩薩 虚空蔵院     | 菩金  |  |  |
|  |__|  手  |_______________________| 薩剛  |__|  |
|  |  |  観  |              蘇悉地院     |  蔵  |  |  |
|  |__|__音__|_______________________|__王__|__|  |
|風        月   弁    水  広  地                   |  |
|天________天___才____天__目_ 天___________________|__|
              天       天 西 

曼荼羅の場合は1ともとれる。
(胎蔵、金剛界がそれぞれ感性論、論理学に対応するとも考えられる。)

パーソンズの体系(富永健一作成の図、『人間の条件パラダイム』所収より)詳細  
                                        ________
                                       /信託シ/社会的共同体
                                      /ステム/___/ |
                                     / 経済/ 政治/ 社会システム
                                    /___/___/   |
                                    |   |   |   |
                                    |   |   |   |
                                ____|___|___|___|
                               /    |  /   /|  /|
                              /文化   | /___/_|_/ |
                             /システム  |/   /  |/  |
                            /_______|___/___|  行為システム
                           /       /       /    |
                          /行動システム /パーソナリティ/     |
                         /       / システム  /      |
                        /_______/_______/       |
                        |       |       |       |
                        |       |       |       |
                ________|_______|_______|_______|
               /        |      /       /|  /   /
              /         |     /       / |_/___/
             /          |    /       /  |/   /
            / テリック・システム |   /_______/___|___/
           /            |  /       /    |  /
          /             | /       /     | /
         /              |/       /      |/
        /_______________|_______/_______|      生命システム
       /               /               /
      /               /               /
     /               /               /
    /  物理ー科学システム    /     有機体システム   /
   /               /               /
  /               /               /
 /               /               /
/_______________/_______________/
社会システム/行為システム/生命システムの関係 

エチカ詳細詳細2
  一実体
 必然/\無限
自然/__\神

悲しみ__喜び
   \/ 
   欲望
 悪____善
  \努力/
   \/
   徳

           『エンチクロペディー』
               /\
              /_哲学
             /\絶対的\
            芸術_\/_宗教
           /\<精神哲学> /世界史
          /__\     /__\    
         /\主観的\   /\客観的\
        /__\/__\ /__\/__\
       /\               /\
      /__\  『エンチクロペディー』/__\
     /\概念論\           /有機体学\
    /__\/__\         /__\/__\
   /\ <論理学>/\       /\ <自然哲学>/\
  /__\    /__\     /__\     /__\
 /\有論/\  /\本質論\   /\力学/\   /\物理学\
/__\/__\/__\/__\ /__\/__\ /__\/__\(別サイト)
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by yojisekimoto | 2011-10-18 13:01 | カント

再生産表式版経済表:改訂版

再生産表式版経済表(本源的蓄積は不変資本における部門の分化に対応すると解釈したが見にくいので直した)及び、
資本論全体図カントと違い、質→量→関係→様相、と進む。生産ではなく交換を重視した『世界史の構造』とは同じ)

  _____  (技術革新等 | (労働時間
 |第1部門 |  空間的差異)|絶 の延長)1:10              2:21  
 |機械と原料|___相対的__|対_____       _追加的不変資本___  Mc
 |_____|   剰余価値 |的   ___産業利潤_/_追加的可変資本___\ Mv
               |剰  |        \_個人的消費_____/|Mk
 固定資本2:9 流動資本   |余  |___利子_____単利_________|
  \機械)(原料/\     |価  |      \___複利________/|
  (土地 消耗品) \    |値 /|___地代_____差額地代_______|
   \  / (労働力)  | /          \_絶対地代______/|
  不変資本C 可変資本V 剰余価値M 生産物W                  |
     1:6 ____\____  /                     |
           /  \    /                      |
 ____1:24/  労賃\  /    _産業利潤___3:1〜____   |
 |第2部門|  /      \/    |                \  |
 |生活手段| /       /\   _|_利子_____3:21〜____| |
 |____|/   労賃__/__\ / |        3:24     | |  
     /    /  /   \\  |_地代_____3:37~44__| |
     /    /  /    /\\          3:45     | |
  不変資本  可変資本/ 剰余価値  生産物_____________G___/_/  
           /        /        四:  ◎ 貨幣     
 ____    /        /             ◯ 
 |第3部門|  /        /          三: /| 一般的 
 |総生産物| /        /             ☆☆☆     1:1、3、
 |____|/ _______/_             ☆☆☆     3:33
      /                      二:|/  拡大
  不変資本  可変資本  剰余価値  生産物        ◯ 
                           形態一:◯=☆ 単純 
                       (相対的価値形態 = 等価形態)
                           ___________  
                               |________     
                                        |  ___________   
 ___________________マルクス『資本論』___________|_______   |
|   貨幣資本、循環1|GーW買い1     |三5〜9 |二    |     |     |  |
|一資本の諸変態と   |  GーWーPm   |絶対的剰余|貨幣の資本|  拡大 | 単純  |  |
|  それらの循環   |     \A生産2、|価値の生産|への転化4|     |     |  |
|     1〜6   |    WーG売り3 |_労働日8|_____|_一商品と貨幣1〜3_|  |
|      生産資本、| (資本の循環過程1)|四相対的剰|五絶対的お|  <価値形態論>1 |  |
|  単純、拡大再生産2|(G貨幣、W商品   |剰余価値・|よび相対的| 一般的 | 貨幣  |  |
|      商品資本3|Pm生産手段、A労働)|10〜13|剰余価値・|     |     |  |
|____第2部:資本の流通過程________|協業11_第1部:資本の生産過程_|_____|  |
|           〜21         |     |     〜25         |  |
|           |   固定資本償却21|     | 時間18|           |  |
|  二資本の回転   |           |     |     |七資本の       |  |
|      7〜17 | 三社会的総資本の  |____六労賃____| 蓄積過程21〜25 |  |
|           | 再生産と流通18〜21    17〜20  |単純再生産21    |  |
|    固定資本9  |単純再生産2、20  |出来高19|     |拡大22 本源的蓄積24  |
|           |再生産表式〜規準20_|_____|_____|植民理論25_____|__|
|___________|______拡大2、21_____|_____|___________|
|二    |一    |           |           |     |     |  
|平均利潤へ|利潤率への|           |           |労働:労賃|     |  
|転化8〜12転化1〜7|           |           |     |     |  
|__<利潤>1〜20_|           | 生産過程の分析49 |__三位一体定式48_|  
|三利潤率の|四商人資本|           |           |     |     |  
|傾向的低下|への転化 |           |           |資本:利潤|土地:地代|  
|13〜15|16〜20|           |           |     |     |  
|_____第3部:資本主義的生産の総過程への転化_______七諸収入とその源泉48〜52__|  
|           |         〜52          <階級>   |     |  
|五利子と企業者利得とへ|六超過利潤の地代への |           | 労働者 |     |  
| の利潤の分裂。   |   転化37〜47 |           |     |     |  
| 利子生み資本21〜36    <地代>   |  競争の外観50  |____諸階級52__|  
|   <利子>    |差額地代38〜44、46           |     |  |  |  
|貨幣資本と現実資本30|絶対地代45     |           | 資本家 |_地 主_| 
|     景気循環30|資本主義的地代47  |           |     |  |  |
複利24_______|___________|___________|_____|__|__|


再生産表式(≒経済表)図解別バージョン:

____1C____ __1V__ __1M__
                   p1zr 
          +   
           _____2C______ _2V_ _2M_
                              p1zr
         ||

_________3C_____________ 

           ______3V___ ____3M_____


 _______________________
|     |2C|2V|           |          
| 1C  |1V=2W|           |           
|     |2M|  |           |           
|_3C=1W_2p1zr    3V     |
1p1|  |     |           |           
|_1M__|     |           |           
|1z|1r|     |           |
|__|__|____3W___________|
|     |     |           |
| 3p1 |     |           |
|     |     |           |
|____3M_____|           |
|     |     |           |
| 3z  |  3r |           |
|     |     |           |C V
|_____|_____|___________|M  
 3>1>2

 _______________________
|           |2V|2C|     |
|           |1V=2W| 1C  |
|           |2M|  |     |
|    3V    2p1zr_3C=1W__|
|           1p1|  |     |
|           |_1M__|     |
|           |1z|1r|     |
|__________3W__|__|_____|
|     |     |           |
| 3p1 |     |           |
|     |     |           |
|____3M_____|           |
|     |     |           |
| 3z  |  3r |           |
|     |     |           |V C
|_____|_____|___________|M  
 3>1>2

単純再生産の場合2は1を超え3に近づく。
(上の図は部門1で搾取なし、部門2で総てボランティアという極端なモデルを表す。その際、厳密には部門3の外枠は存在せず、部門2の外枠と同化する)


単純再生産の場合、1(V+M)=2(C)、       
拡大再生産の場合、1(V+M) > 2(C)、で生産手段への投資が増えることになるが、
それは消費手段部門の不変資本が相対的に減ることを意味する。


用語解説:

単純再生産の場合、1(V+M)=2(c)       1:21、2:20
拡大再生産の場合、1(V+Mv+Mk)=2(c+Mc)  2:21
剰余価値率または搾取率m'=利潤m/賃金v    1:7
利潤率はp'=m/(c+v)               3:2、13
(Mc,Mv,Mkに関しては略語は後年の解説者が使用したもの)

資本の一般的定式はG-W(A、Pm)・・・P・・・W'-G'
(貨幣G、商品総額W、労働A、諸商品あるいは生産手段Pm、生産資本P)
1買い手  G-W・・・P・・・W'-G'  
2商品生産者  P・・・Ck(総流通過程)・・・P
3商人資本 Ck・・・P(W')         2:4
(商人資本 W'ーG’ーW・・・P・・・W')    2:3

約10年周期の固定資本の償却 2:9、21
恐慌2:21、3:30、35
産業利潤p1、利子z、地代r 3:15
p1+z資本ー利潤、r土地ー地代、v労働ー労賃、三位一体的形態 3:48


『資本論』目次:

第1部:資本の生産過程

 一商品と貨幣
1. 商品
2. 交換過程
3. 貨幣または商品流通

 二貨幣の資本への転化
4. 貨幣の資本への転化

 三絶対的剰余価値の生産
5. 労働過程と価値増殖過程
6. 不変資本と可変資本
7. 剰余価値率
8. 労働日
9. 剰余価値の率と総量

 四相対的剰余価値の生産
10. 相対的剰余価値の概念
11. 協業
12. 分業とマニュファクチュア
13. 機械と大工業

 五絶対的および相対的剰余価値の生産
14. 絶対的および相対的剰余価値
15. 労働力の価格と剰余価値との大きさの変動
16. 剰余価値率を表わす種々の定式

 六労賃
17. 労働力の価値または価格の労賃への転化
18. 時間賃銀
19. 出来高賃銀
20. 労賃の国民的相違

 七資本の蓄積過程
21. 単純再生産
22. 剰余価値の資本への転化
23. 資本主義的蓄積の一般的法則
24. いわゆる本源的蓄積
25. 近代的植民理論

第2部:資本の流通過程

一資本の諸変態とそれらの循環
1. 貨幣資本の循環
2. 生産資本の循環
3. 商品資本の循環
4. 循環過程の三つの図式
5. 通流時間
6. 流通費

二資本の回転
7. 回転時間と回転数
8. 固定資本と流動資本
9. 前貸資本の総回転。回転循環
10. 固定資本と流動資本とにかんする諸学説。重農主義者とアダム・スミス
11. 固定資本と流動資本とにかんする諸学説。リカードウ
12. 労働期間
13. 生産時間
14. 通流時間
15. 資本前貸の大きさにおよぼす回転時間の影響
16. 可変資本の回転
17. 剰余価値の流通

三社会的総資本の再生産と流通
18. 緒論
19. 対象についての従来の諸叙述
20. 単純再生産
21. 蓄積と拡大再生産

第3部 資本主義的生産の総過程


一剰余価値の利潤への転化、および剰余価値率の利潤率への転化

第1章 費用価格と利潤 /
第2章 利潤率 /
第3章 剰余価値率にたいする利潤率の関係 /
第4章 回転の利潤率に及ぼす影響 /
第5章 不変資本の充用における節約 /
第6章 価格変動の影響 /
第7章 補遺


二利潤の平均利潤への転化
第8章 相異なる生産部門における資本の平等な組成とそれから生ずる利潤率の不等 /
第9章一般的利潤率(平均利潤率)の形成と商品価値の生産価格への転化 /
第10章 競争による一般的利潤率の均等化。市場価格と市場価値。超過利潤 /
第11章 労働賃金の一般的諸変動が生産価格に及ぼす諸影響 /
第12章 補遺

三利潤率の傾向的低下の法則
第13章 この法則そのもの /
第14章 反対に作用する諸原因 /
第15章 この法則の内的矛盾の展開

四商品資本及び貨幣資本の商品取引資本および貨幣取引資本への(商人資本への)転化
第16章 商品取引資本 /
第17章 商業利潤 /
第18章 商人資本の回転。諸価格 /
第19章 貨幣取引資本 /
第20章 商人資本にかんする歴史的考察 /
第21章 利子生み資本 /
第22章 利潤の分割。利子率。利子率の「自然」な率 /
第23章利子と企業者利得 /
第24章 利子生み資本の形態における資本関係の外在化

五利子と企業者利得とへの利潤の分裂。利子生み資本
第25章 信用と架空資本/
第26章 貨幣資本の蓄積、その利子率に及ぼす影響 /
第27章資本主義的生産における信用の役割 /
第28章 流通手段と資本。トゥックおよびフラートンの見解 /
第29章 銀行資本の構成部分 /
第30章貨幣資本と現実資本1 /
第31章 貨幣資本と現実資本2(続) /
第32章 貨幣資本と現実資本3(結) /
第33章信用制度のもとにおける流通手段 /
第34章 通貨主義と1844年のイギリス銀行立法 /
第35章 貴金属と為替相場 /
第36章 資本主義以前

六超過利潤の地代への転化
第37章 緒論 /
第38章 差額地代。総論 /
第39章 差額地代の第一形態(差額地代1) /
第40章 差額地代の第二形態(差額地代2) /
第41章 差額地代2 その1、生産価格が不変な場合 /
第42章 差額地代2 その2、生産価格が低下する場合 /
第43章 差額地代2 その3、生産価格が上昇する場合。結論 /
第44章 最劣等耕地にも生ずる差額地代 /
第45章 絶対地代 /
第46章 建築地地代。鉱山地代。土地価格 /
第47章 資本主義的地代の創世記

七諸収入とその源泉
第48章 三位一体の定式 /
第49章 生産過程の分析のために /
第50章 競争の外観 /
第51章 分配諸関係と生産諸関係 /
第52章 諸階級
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by yojisekimoto | 2011-10-18 10:07 | マルクス

相対的剰余価値の源泉としての集合力

15日長池講義。槌田氏の「汚染された瓦礫は東電敷地へ」に賛同するが、福島県産野菜を食べようというのは誤解を生む。野菜工場も考えるべきだし、バイオ燃料に活用するのも手だろう。
経済的な視点が足りないと思ったが、柄谷氏の講義がその点を補完するものだった。

絶対的剰余価値(剰余価値率=剰余価値/可変資本)と、相対的剰余価値(利潤率=剰余価値/可変資本+不変資本)の話はわかり易かった。
後者ではロボットを導入してもその導入にお金がかかるから、利潤率は低下すると言う。そしてそれは資本主義の終焉だと、、、
こうした視点を脱原発運動に還元する必要があるだろう。資本主義は最後の手段として戦争を起こすという指摘も重要だ。ただ、プルードンが指摘したように集合力を(素朴な理論として軽視するのではなく)強調する方が代替案を見つけ易いと思う。

相対的剰余価値の源泉としての集合力は別として、集合力の重要性は、ようやく報道され始めた脱原発デモやなでしこジャパンの活躍が証明している。

(ちなみにマルクスの場合は集合力を生む協業には「オーケストラの指揮者」が必要だと考えている〜『資本論』1:11)
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by yojisekimoto | 2011-10-16 10:07 | 柄谷行人

空海による「般若心経」読解(『般若心経秘鍵』):メモその3

空海(「般若心経秘鍵」角川文庫及び、ちくま文庫の空海コレクション2所収)によれば、大般若経(というより真言)の心髄を表した般若心経、全体は5つに分かれる。
空海の文章を読むと、教えの立場からの喜び、7つの宗派への分類☆☆☆☆、空の教義以上に真言を強調していることが印象に残り、全体的には、情熱的かつ緻密である。般若心経を読むものにとって必読書ではないか、と思う。
以下、前掲ちくま文庫345-6頁及び松長有慶著『空海、般若心経の秘密を読み解く』137-8頁より(一部改変)。


題目
   仏説摩訶般若波羅蜜多心経
        
          __因__ ___行____ _時_ ___証___ __入__
一 人法総通分___観自在菩薩 行深般若波羅蜜多  時、 照見五蘊*皆空、度一切苦厄。
        (人と法に関する総説。因・行・証・入・時)

二 分別諸乗分 (声聞と縁覚を含め、7つの宗派の教えが説かれているという。真言は四、五へ)
   |___健(華厳、普賢A)
   |      舎利子。色*不異空、空不異色、色即是空、空即是色。  ☆
   |      受想行識* 亦復如是。
   |___絶(三論、文殊B)                          |        
   |      舎利子。是諸法空相、不生不滅、不垢不浄、不増不減。       |
   |___相(法相、弥勒C)                        ☆☆|_______
   |      是故空中、無色、無受・想・行・識*、無眼・耳・鼻・舌・身・意 ||       |
   |      無色・声・香・味・触・法。無眼界、乃至、無意識界。      ||       |
   |___二(二乗、声聞と縁覚)                                |
   |      無無明@、亦無無明尽、乃至、無老死、亦無老死尽。(縁覚=独覚)_______  |
   |      無苦・集・滅・道。☆☆☆      (声聞=教えを受けた悟り)_____  | |
   |___一(天台、観自在菩薩D)                           | | |
          無智亦無得。以無所得故、                        | | |
                                              | | |
          _人__ __以下、法__ (修行の結果の説明)            | | |
               ___因と行__                       | | |
三 行人得徳分___菩提薩埵、依般若波羅蜜多故、           (因と行)      | | |
          __________入__________               | | |
          心無礙、無礙故、無有恐怖、遠離一切顛倒夢想、              | | |
          __________入_______                  | | |
          究竟涅槃。三世諸仏、依般若波羅蜜多故、      (涅槃に入ること)  | | |
          ____証_____                          | | |
          得阿耨多羅三藐三菩提。              (証)        | | |
                                              | | |
四 総帰持明分___故知、般若波羅蜜多、    (名体用、すべてが真言に帰することの説明) | | |
          是大神呪、  (声聞の真言)______________________| | |
          是大明呪、  (縁覚の真言)____________________|___| |
          是無上呪、  (大乗の真言)________________  | |     |
          是無等等呪、 (秘蔵の真言)(~以上、名)_______  | | |     |
          能除一切苦、            (用)       | | | |     |
          真実不虚。             (体)       | | | |     |
                                      | | | |     |
五 秘蔵真言分___故説、般若波羅蜜多呪。即説呪曰、            | | | |     |
        (真言~ここも5分割出来る~の解説)            | | | |     |
          羯諦          (1教えを聞いての悟り)____|_|_|_|     |
          羯諦          (2独自の悟り)________|_|_|       |
          波羅羯諦        (3法相、三論等修業の結果)__|_|_________|
          波羅僧羯諦       (4真言等修行の結果の結果)__|
          菩提薩婆訶       (5究極的悟りに入る意義)
          般若心経。


黒澤明『八月のラプソディー』にも般若心経が出て来る。
(三の行人得徳分から。五の冒頭までいったあと、三の途中までもどり、真言は7回繰り返す。単に時間合わせのサウンド処理の結果かも知れない。なお倶会一処という言葉が出て来るが、これは阿弥陀経の言葉で浄土真宗系のものである。)

参考:
 _________________        
|    中 台 八 葉 院    |
|      _宝幢__      |      
|  C弥勒|(与願印)|普賢A  |   
|   /_|__大__|_\   |   
|(触地印)|  日  |  |  |  
|天鼓雷音 |  如  | 開敷華王|   
|  |  |  来  |(施無畏印)      
|  |__|(禅定印)|__|  |
|  D観音|(阿弥陀)|文殊B  |
|    \|_無量寿_|/    |
|      (禅定印)      |
|_________________| 
      胎蔵曼荼羅中心部

普賢、文殊、弥勒、観音(観自在菩薩)は、胎蔵曼荼羅の中心部を占める。

 弥勒  (与願印)普賢          
(触地印)      (施無畏印)
  観自在(禅定印)  文殊
  

華厳宗はライプニッツに近いと言われる。
三論宗は龍樹の教えを集大成したもの。
法相宗は十二支因をもっとも意識づける。大乗の代表例。
二乗はそれぞれ小乗である。
天台宗は『法華経』を典拠とし、最澄が開祖である。


  ___    ___
 |   |  |   |
 | 色 |  | 空 | 
 |___|  |___|
   ___空
色_|_ 3|
| |2| |  
|1|_|_|
|___| 

三つの領域に区分される。
「色であり、かつ空でない」領域1、
「空であり、かつ色ではない」領域2、
「色であり、かつ空である」領域3の三者である。
この段階でさらに色と空は異ならないという規定を適用すると、前二者が否定されてしまい、
「色であり、かつ空である」だけが残る。
ここまでくると「色即是空 空即是色」と実質的に同じ意味になるだろう。
したがって、「色不異空 空不異色」は、ここまで両者を一体化させるために両者の観念を
重ね合わせようとする働きをしていたのである。

有の極端(=対象の実体化)でもなく無の極端(=虚無)でもない中道をゆくのが仏教である。

これまでの経文の意味を一括して図示すると以下のような図になるだろう。
         ___
        | 識 |
    ____|___|____
 __|_   |___|   _|__
|  | |         | |  |
| 色| |    空    | |行 |
|__|_|         |_|__|
   |  ___   ___  |
   |_|___|_|___|_|
     | 受 | | 想 |
     |___| |___|

あえて集合論的に表現するならば、「人間=空性∩(色∪受∪想∪行∪識)」と表記されるだろう。
http://kongou-koji.tea-nifty.com/blog/2008/02/9_7cc1.html
http://kongou-koji.tea-nifty.com/blog/2009/12/12-2f05.html


五蘊は次の5種である。
色蘊(しきうん) - 人間の肉体を意味したが、後にはすべての物質も含んで言われるようになった。
受蘊(じゅうん、vedanaa) - 感受作用  
想蘊(そううん、saMjJaa) - 表象作用
行蘊(ぎょううん、saMskaara) - 意志作用
識蘊(しきうん、vijJaana) - 認識作用  
(般若心経には、「五蘊皆空」と五蘊のうちの頭文字からなる「受想行識」という文言が含まれている。)

         識
        /\
    ___/行|\______
   /  / 想| \    /
  /  /__受___\  /
 /            /
/______色_____/
http://www.sets.ne.jp/~zenhomepage/gensi1.html

 ________________________
|色______受(想行)__識_______五蘊|
|色(しき) |眼(げん)|眼識(げんしき)|   ☆☆
|声(しょう)|耳(に) |耳識(にしき) |
|香(こう) |鼻(び) |鼻識(びしき) |
|味(み)  |舌(ぜつ)|舌識(ぜっしき)|
|触(そく) |身(しん)|身識(しんしき)|
|法(ほう)_|意(い)_|意識(いしき)_|
|六根____|六境、六処|六識______|
|____十二処_____|________|
|_________十八界_________|

度=克服する

      触______受_____愛
      /           /\  
     /       天   /  \
  六処/  阿        /    \取 
   /  修    ____/   人  \
  /  羅    /    \       \
名色_______/ 蛇  雄鶏\_______\有
 \       \   豚  /       /
  \   餓   \____/    畜  /
   \   鬼  /    \   生  /
   識\    /  地獄  \    /生   
     \  /        \  /
      \/__________\/
      行     無明     老死

    六道輪廻図(付:十二支縁起)

六道輪廻図(カラー)
http://www.thangka-iori.net/rokudou.html
http://www.thangka-iori.net/photo/rokudou3.jpg

円の上に阿修羅、天、人(この図では阿修羅と天はまとまって描かれている)という三善趣=幸福な転生が、
下に餓鬼、地獄、畜生という三悪趣=不幸な転生が描かれている。
上の図では欲望(雄鶏)、怒り(蛇)、愚かさ(豚)という三大煩悩=三毒が円の中心に描かれ、
外円には下から時計回りに十二支縁起(因果の系列)が描かれる。以下詳細。

最初は無知(無明)があり、
無知によって行為(行)が生じ、
行為によって意識(識)が生じ、
意識によって名称と色彩(名色)が生じ、
名称と色彩によって六つの感覚領域(六処)が生じ、
六つの感覚領域によって接触(触)が生じ、
接触によって感受作用(受)が生じ、
感受作用によって欲求(愛)が生じ、
欲求によって執着(取)が生じ、
執着によって生存と呼ばれる成熟した業(有)が生じ、
生存によって誕生(生)が生じ、
誕生によって老衰と死(老死)が生じる。

☆☆☆
        人生の課題(四諦)
問題は何か     苦
原因を分析する   集
原因を取り除こう  滅
問題解決の実践方法 道=八正道
            ↓↑
      正見、正思惟、正語、正業、
      正命、正精進、正念、正定


講談社新書『東洋の合理思想』では(華厳とライプニッツの類似性など)論理学的な背景がわかる。
なお、三論宗は中観派、法相宗は唯識派とも呼ぶが、前者は中国式、後者はインド式の呼び方である。


追記:
「色不異空、空不異色、色即是空、空即是色。 受想行識、亦復如是。」の解説。

   /\       /\
  /  \     /  \
 / 色  \   /  空 \
/      \ /      \
\      / \      /
 \    /   \    /
  \  /     \  /
   \/       \/

   色\  /空
  /  \/  \
 /   /\   \
/  1/2 \3  \
\   \  /   /
 \   \/   /
  \  /\  /
   \/  \/ 

三つの領域に区分される。
「色であり、かつ空でない」領域1、
「空であり、かつ色ではない」領域2、
「色であり、かつ空である」領域3の三者である。
この段階でさらに色と空は異ならないという規定を適用すると、前二者が否定されてしまい、
「色であり、かつ空である」だけが残る。
ここまでくると「色即是空 空即是色」と実質的に同じ意味になるだろう。
したがって、「色不異空 空不異色」は、ここまで両者を一体化させるために両者の観念を
重ね合わせようとする働きをしていたのである。


有の極端(=対象の実体化)でもなく無の極端(=虚無)でもない中道をゆくのが仏教である。

       ______
      |  識   |
      |  /\  |
      |_/__\_|
       /    \
  /\  /      \  /\
 /  \/        \/  \
/ 色 /\   空    /\ 行 \
\   \/        \/   /
 \  /\        /\  /
  \/ _\_    _/_ \/
    |  \|  |/  |
    | 受 \  / 想 |
    |   |\/|   |
    |___|  |___|


あえて集合論的に表現するならば、「人間=空性∩(色∪受∪想∪行∪識)」と表記されるだろう。
http://kongou-koji.tea-nifty.com/blog/2008/02/9_7cc1.html
http://kongou-koji.tea-nifty.com/blog/2009/12/12-2f05.html

☆☆☆☆
 ____7
|真言密教|_1
|  中 華厳|_6 
|  国   天台|_2 
|大乗 イン   三論|_3
|____ド_____法相|_4
|小乗          縁覚|_5
|______________声聞|_
|外道              道教|_
|                  儒教|_
|____空海『秘蔵法鑰』________野蛮|

空海『秘蔵法鑰』(角川文庫)参照

        空
 /\ 三論集/\天台宗 ||
 ||   / 理\   \/
  法相宗/    \華厳宗 
    /      \
倶舍宗/        \真言宗
  色、事       色、事

立川武蔵『空の思想史』313頁参照



因・行・証・入・時

__因__ ___行____ _時_ __証___ __入__
観自在菩薩 行深般若波羅蜜多  時、 照見五蘊皆空、度一切苦厄



題目
   仏説摩訶般若波羅蜜多心経
        
          __因__ ___行____ _時_ ___証___ __入__
一 人法総通分___観自在菩薩 行深般若波羅蜜多  時、 照見五蘊*皆空、度一切苦厄。
        (人と法に関する総説。因・行・証・入・時)

二 分別諸乗分 (声聞と縁覚を含め、7つの宗派の教えが説かれているという。真言は四、五へ)
   |___健(華厳、普賢A)
   |      舎利子。色*不異空、空不異色、色即是空、空即是色。  ☆
   |      受想行識* 亦復如是。
   |___絶(三論、文殊B)                          |        
   |      舎利子。是諸法空相、不生不滅、不垢不浄、不増不減。       |
   |___相(法相、弥勒C)                        ☆☆|_______
   |      是故空中、無色、無受・想・行・識*、無眼・耳・鼻・舌・身・意 ||       |
   |      無色・声・香・味・触・法。無眼界、乃至、無意識界。      ||       |
   |___二(二乗、声聞と縁覚)                                |
   |      無無明@、亦無無明尽、乃至、無老死、亦無老死尽。(縁覚=独覚)_______  |
   |      無苦・集・滅・道。☆☆☆      (声聞=教えを受けた悟り)_____  | |
   |___一(天台、観自在菩薩D)                           | | |
          無智亦無得。以無所得故、                        | | |
                                              | | |
          _人__ __以下、法__ (修行の結果の説明)            | | |
               ___因と行__                       | | |
三 行人得徳分___菩提薩埵、依般若波羅蜜多故、           (因と行)      | | |
          __________入__________               | | |
          心無礙、無礙故、無有恐怖、遠離一切顛倒夢想、              | | |
          __________入_______                  | | |
          究竟涅槃。三世諸仏、依般若波羅蜜多故、      (涅槃に入ること)  | | |
          ____証_____                          | | |
          得阿耨多羅三藐三菩提。              (証)        | | |
                                              | | |
四 総帰持明分___故知、般若波羅蜜多、    (名体用、すべてが真言に帰することの説明) | | |
          是大神呪、  (声聞の真言)______________________| | |
          是大明呪、  (縁覚の真言)____________________|___| |
          是無上呪、  (大乗の真言)________________  | |     |
          是無等等呪、 (秘蔵の真言)(~以上、名)_______  | | |     |
          能除一切苦、            (用)       | | | |     |
          真実不虚。             (体)       | | | |     |
                                      | | | |     |
五 秘蔵真言分___故説、般若波羅蜜多呪。即説呪曰、            | | | |     |
        (真言~ここも5分割出来る~の解説)            | | | |     |
          羯諦          (1教えを聞いての悟り)____|_|_|_|     |
          羯諦          (2独自の悟り)________|_|_|       |
          波羅羯諦        (3法相、三論等修業の結果)__|_|_________|
          波羅僧羯諦       (4真言等修行の結果の結果)__|
          菩提薩婆訶       (5究極的悟りに入る意義)
          般若心経。

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by yojisekimoto | 2011-10-08 17:00 | 仏教