FCバルセロナのメッシがモウリーニョの「足を出さない大作戦」(元日本代表都並敏氏の命名:メッシに対して飛び込まないで複数で守る作戦)で止められていたが、バルサのサッカーが魅力的なのは間違いない。
いくつかの説明が出来るが、下の図はそうした説明をする際の前提になる図だ。
"El modelo de juego del FCBarcelona"(p.140)より
organizacion
→ defensiva ↓
D 守備を組織 A
<長谷部がチャージ>
ataque circlo de juego defensa
organizado transiciones organizada
組織的攻撃 ゲームの遷移のサークル 組織的守備
<前田がシュート> <啓太が奪取>
↑ C contraataque B ←
反撃
<遠藤がパス>
<>内は一例を追記した。
上記書ではABCDの事象で課題がさらに細分化され説明される(バスケットボール等での方が
こうした攻守のサイクルは分かりやすいだろう)。
こう見ると当たり前のようだが攻撃の前提に守備があるということ、攻撃と同じ数だけ守備機会があることがわかる。
まるでTaoの陰陽図のようである。
ここにトライアングルの作成等の課題が組みこまれる。
また、基本的にはカウンター時のライン形成を別にすれば、守備のときはボールに収縮し、攻撃時は散らばるイメージになる。