ヘーゲル(1770−1831)のエンチクロペディーに対抗しうる日本人の業績は何かと聞かれたら、伊能忠敬(1745ー1817)の作成した日本地図(「大日本沿海輿地全図」)と答えたい。
ヘーゲルより伊能の方がだいぶ年上だが、1800年から17年かけて測量し、死後の1821年に完成したこの地図は、ヘーゲルのエンチクロペディー(1817、1827、1930)とも年代が重なる。
参考:
忠敬が測量に使った道具
追記:
伊能忠敬の測量の動機の一つに地球全体の大きさを測るというものがあったということはよく知られている。日本を測量すれば地球全体の大きさを計算できるのである。ドメスティックなものがグローバルな認識につながった例である。