以下wikiより
『ヒュプネロトマキア・ポリフィリ』(ポリフィルス狂恋夢、Hypnerotomachia Poliphili)とは、1499年にヴェネツィアで初版された本のこと。 ... 本文は奇怪なラテン語由来のイタリア語、ラテン語とギリシャ語を語源とする新語で書かれている。 http://per-omnia-vanvanitas.blog.so-net.ne.jp/index/2 Hypnerotomachia Poliphili (from Greek hypnos, ‘sleep’, eros, ‘love’, and mache, ‘fight’), called in English Poliphilo's Strife of Love in a Dream, is a romance said to be by Francesco Colonna and a famous example of early printing. First published in Venice, 1499, in an elegant page layout, with refined woodcut illustrations in an Early Renaissance style, Hypnerotomachia Poliphili presents a mysterious arcane allegory in which Poliphilo pursues his love Polia through a dreamlike landscape, and is at last reconciled with her by the Fountain of Venus. http://blog.livedoor.jp/yoohashi4/archives/cat_790048.html 以下上記サイトより 「Hypnerotomachia Poliphili*、この名ばかり高く、誰にも読まれない(といわれる)書物。 本邦では、読書の愉しみを教えてくれた先学澁澤龍彦に「ポリフィルス狂恋夢」**という楽しい一文があり、ダイジェストの要もないかもしれませんが(略) *原本:Hypnerotomachia Poliphili, In aedibus Aldi Manutii, Venetiis, 1499. 校訂版:Francesco Colonna, Hypnerotomachia Poliphili, a cura di Giovanni Pozzi e Lucia A. Ciapponi, Ed.Antenore Padova 1964 (軽装版1980) 現代伊語訳版:Francesco Colonna, Hypnerotomachia Poliphili, introduzione, traduzione e commento di Marco Ariani e Mino Gabriele, Adelphi Milano 1998 (軽装版 2004) **澁澤龍彦『胡桃の中の世界』青土社1974初版、現在河出文庫所収 フランチェスコ・コロンナ『ヒプネロートマキア・ポリフィリ』 第一巻目次 I ポリフィロ、音なく手つかずの静穏なる野を夢想する時候を記しつつ、ヒプネロートマキアを始む。そして軽率にも道なく暗き森に懼れつつ入る。 II ポリフィロ、暗き森の危険をあやぶみつつ、光の父に祈りを捧ぐ。不安と喉の乾きとともに森を出で、元気を取り戻さねばと思ううち、甘美なる歌を聴く。それを追ううち喉の渇きも忘れたが、却ってより大いなる不安に捕われる。 III ポリフィロはいまだ眠りにある様子を語り、夢の中に両端を渓谷に閉じられた驚くべき障壁を見出す。それは奇跡のごときピラミッドで、頂上に高いオベリスクを戴いている。喜びとともに入念に細部にわたる省察が加えられる。 IV ポリフィロは巨大なピラミッドと驚嘆すべきオベリスクの測りしれぬ構造を述べた後、つづく章では巨大で尊大な作品群それも特に馬、横臥する巨人像、象について語り、優美きわまりない扉に到る。 V ポリフィロは大扉の対称性を十分正確に叙した後、その高貴にして才知に長けた装飾また驚異的なその仕上げについて記す。 VI ポリフィロはこの扉に踏み込み、その入口のすばらしい装飾を喜びに満ちて眺めつづける。そして来た道を戻ろうとして、怪異な龍を見、恐れおののいて無考えに地階に逃れる。ついに求めつづけた出口を見つけ、心地よい場所に到る。 VII ポリフィロは入りくんだ快適な場所について叙す。そこを彷徨するうち、特徴ある美しい噴水を見つける。いかにして五人の淑やかな娘たちに出会い、男の存在に驚いた娘たちが哀れみ深くも心やすめた後に、一緒に愉しむように招いたことを語る。 VIII ポリフィロは五人の乙女に元気づけられ、はや親しげに乙女らと温泉に向かう。その泉の新奇さや塗油に笑いこける。そして王女エレウテリリデに導かれるうち、途中、館の中で驚くべき事物を見、すばらしい構築の泉に目を瞠る。 IX この女王の卓越した威厳を、その館の壮麗を、好意的で愛想の良い歓待を、可能な限りポリフィロは語り、彼を見る女王の驚きを、また人知を超えた饗宴の壮大さとすばらしさを、比類ないその会場を語る。 X ポリフィロは十分な饗食の後の優雅極まりない戯れの舞踏を語る。そして摩訶不思議なものの数々を愉しむために女王が、二人の美しい娘に彼を預けた次第を。その道々、幾つかの疑問が氷解していくのだった。そしてついに三つの扉の前に到り、愛情深い乙女らの間を通り、その真中の扉を入る。 XI 好色な娘たちに放り出され、独りそこに居るうち、優美な乙女が一人やってくる。ポリフィロはその美しさと着衣を愛情を込めて記す。 XII このうえなく美しい乙女が左手に松明を持ちポリフィロに近づき、右手で彼を捕えると、ついて来るようにと誘う。その時、ポリフィロの感覚は淑やかな女の甘い情愛にさらに燃えあがる。 XIII いまだ未知のポリフィロの愛人、ポリアはその優美な魂で彼を安心させ、このすばらしい美を前にたちまち彼の理性も愛に溺れる。凱旋行列に両者は近づき、夥しい男の子女の子たちが喜びに小躍りしている様子を見る。 XIV ポリフィロは先述の場所でいろいろな輝石や宝石に飾られた六頭立ての四つの馬車の凱旋を見る。祝福された若者たちが大いなる敬意をこめて、至高なる神ユピテルを礼賛する。 XV 若い愛人たちまた神々の群れ、愛しい乙女たちを一人の乙女が雄弁にポリフィロに描写してみせる。いったい誰が神々に愛されてきたか、と。また神のごとく預言する者たちの踊りを見る。 XVI 一人の乙女が都合よくポリフィロに凱旋の玄義と神の愛について説明した後、数多くの乙女たちが親しい愛人たちと花の間、ひんやりとした木陰、明るいせせらぎ、透明な泉で数えきれぬほどの気晴らしをしているところへと導く。ここでポリフィロは激しい愛の衝動に駆られ、興奮に捕われたが、美しい乙女の甘美さを観照しつつ、期待に心を鎮めるのだった。 XVII 乙女は愛するポリフィロをいろいろと美しい場所へと誘った。そこでは聖なる祭壇の周り、ヴェルトゥムノとポモナの勝利が多くの者たちによって熱狂的に祝われていた。そしてすばらしい神殿に到り着き、その一部の建築構造が叙される。その内側で女司祭長に注意されて、乙女は儀式的に松明を消し、ポリフィロに対し自らがポリアであることを明かす。そして犠牲を捧げる女司祭とともに聖なる礼拝堂へ入り、神の祭壇の前で三美神(グラツィエ)を召喚する。 XVIII 敬虔にポリアは雉鳩を数羽捧げると、翔ける小妖精があらわれる。その時女司祭長は女神ヴェヌスに祈りを捧げ、薔薇を撒き、白鳥たちを生贄と成す。すると奇蹟のごとく花と果実をつけた薔薇園が生まれる。ポリアが典礼を挙げていた神殿の廃墟に喜びが溢れる。そしてポリフィロに昔の古い碑文の数々を観照するように説くと、彼に懼れが戻ってきたが、彼女は向かいに座して励ますのだった。ポリフィロはポリアの測りしれない美しさに撃たれ、愛の炎に身を焦がす。 XIX ポリアはポリフィロに廃墟の中の神殿の古い碑文を検討するように説く。ポリフィロはそこに信じがたいことがらを読み、プロセルピナの略奪を認めるや、彼のポリアを不用意に失うのではないかとの思いに囚われて、慄いて彼女の元へと戻る。そこヘアモル神が登場し、ポリアにポリフィロとともに小舟に乗るようにと招く。西風ゼフィロスが喚ばれ、幸福に航行しつつ、海へと出る。海神たちは、クピド神に大いなる礼を尽くす。 XX ポリフィロは櫂を止め、甘美に歌う乙女たちをものがたる。一方彼女らに同意したポリアは、大きく深い愛の甘美に浸る。 XXI 悦びのうちに待望の地に着き、ポリフィロはその植物、草、小鳥また住人たちを程よく叙しつつ、そのすばらしい心地よさを絶賛する。だがその前に小舟を、またクピドが下りつつ自らを礼賛させるため、贈物をもったニンフたちをいかにたくさん召喚したかを説く。 XXII 小舟を降りると目も綾に髪を結った数限りないニンフたちが賞牌(トロフィ)を持ってやってくる。ポリフィロはクピドに聖なる器物の数々が授けられ、凱旋馬車上に神が座した栄誉行列の後ろ、ポリアとポリフィロが結ばれる神秘的な儀礼について叙す。こうして大いなる凱旋行列とともに円形劇場の扉に到りつく。その劇場について内外から微細に記述される。 XXIII ポリフィロは円形劇場の中央にあるヴェヌスの泉の驚異の構造を記述する。そしていかにしてその遮蔽が粉々になり、神の母の威容が顕れたかを。そして、沈黙のうちに女神が乙女たちの中からポリアと彼に三人づつを選び従わせたかを。そしてクピドは両者を傷つけ、女神は泉の水を振りかけ、ポリフィロは着替える。最後にマルスが到着し、出発の許しを請う。 XXIV 軍神の到着の後、ポリフィロはこれらすべての同胞たちまた乙女たちを伴って、いかにして劇場外に出たかを詳細に語り、神聖なる泉に到着すると、乙女たちがアドニスの墓について語り、年毎に女神が例年祭の聖なる儀式を勤める次第を語る。歌も歓呼もやみ、ポリアにその出自と愛を語るよう皆が説得する。 ここにヒプネロートマキア・ポリフィリィ第一巻了。 第二巻目次 ポリフィロそのヒプネロートマキア第二巻を始む。そこでポリアと男はいかに相愛するに到ったかを言葉の尽きるまでものがたる。 XXV ここに女神の如きポリア、その古く高貴な出自およびいかに祖先たちがトレヴィゾの町を建設したか、またレリア一族の血筋がいかに継がれたか、そして分別もなく不都合をおしてまでどうして愛しきポリフィロを見初めたかを語る。 XXVI 悪疫に冒されたポリア、ディアナ女神に帰依し信心す。偶々ポリフィロ、その神殿にて女を見、また数日を過ぎ女ひとりで祈り居るを見出したこと。女に向かい男は忍びつつ愛し、慰撫されんことを冀いつつ苦しき衷心と愛に殉ずる心のうちを語る。女は無慈悲にも憔悴し死ぬばかりの男を見た。禍々しいことに遭ったごとくに、女はたちまち逃れ去る。 XXVII ポリアは激しい身振りで要約して語る。逃れつつ眩暈に襲われ、知らずのうちに森に迷い込むと、二人の娘が拷問されるところに遭遇した。その光景に恐れをなしたまま自らの家に戻る。そして寝居るうち、二人の執達士があらわれ誘拐される。恐怖に打ち震え、興奮して夢より覚めると乳母をも起こした。婦はそれについて女に役立つ忠言を与えた。 XXVIII ポリア語り継ぐ。勘の鋭き乳母がいかに説諭したことか、神々の怒りを避け、死から免れるための数多の例を引き、途轍もない愛に絶望したある女が自死した次第をを説く。婦は忠言して、女に躊躇せず至高なるヴェヌス女神の聖なる神殿アンティスタへ参るよう、どうせねばならぬかはそこにて親しく教え授けられようと告げる。 XXIX 神の怒りの話に恐れおののいたポリア、賢い乳母に連れられて愛に心開く準備をととのえ神殿へと向かったが、そこにポリフィロは横臥したまま屍を晒していた。泣き涙し、男を抱擁すると男は蘇生した。ディアナ女神の乙女らがいかに逃れ去ったか、ポリアは自室にて幻視したることどもを、またいかにしてヴェヌス神殿にいたり、愛しきポリフィロを見出したかを語る。 XXX ポリアは女司祭の面前にて過ぎし不信心を咎められたが、今や燃えあがる愛の念に満たされてあることをポリフィロの前にて繰り返す。慈悲深き女司祭は男を呼び寄せる。男は両者の覚悟の程を願上し、堪らず親しく愛の虜となったポリアは返答を中断する。 XXXI ポリフィロが語り了えるのを待って、ポリアは男に夥しき譬を引きつつ告白する。いかばかり深く男の情熱に圧し拉がれたか、いかに激しく男を愛し望むかを。その感情の溢れるに任せ、抗いがたい愛の誓いに甘美に接吻を交わす。そこで敬うべき女司祭は応える。 XXXII ポリフィロ、女司祭の指示に服し堅信を請願する。すでに語った自らの恋慕については省きつつ、神殿にて祭の日に女を見たこと、愛の情念に惑乱し、別れあることにいかばかり懊悩したことか、それゆえ自らの心痛を表すに手紙を送ろうとしたことをものがたる。 XXXIII ポリフィロがポリアに書き送ったという手紙だったが、それに返事がない故、二通目を送る。 XXXIV 悲痛なものがたりを続けるポリフィロ。上述の手紙をもってしてもポリアを感激させること叶わず、男は第三の手紙を送る。女はあいかわらず冷淡に自らの殻に閉じこもっていたが、偶々、一人でディアナ神殿に祈るのを見て、そこに男は死んだのだが、後、女の甘美なる抱擁に蘇生したこと。 XXXV ポリフィロは語り継ぐ。魂がいかにして彼に舞い戻り、喜びに溢れて語りつつ顕れたかを。それは静穏にして優しきパフィア[イシス]女神の前に恩寵を得、彼に生命を再び与えるために戻り来たのだった。 XXXVI ポリフィロ語り継ぐ。魂の黙すや否やポリアの腕に抱かれてある自らを覚えたと。そして女司祭にお互いを永遠の愛により繋ぎたまえと冀い、口を噤む。ポリアもまた、いかに自らが愛に落ちたか、またポリフィロがいかに彼女を愛しているかを乙女らに語り終わる。 XXXVII ポリフィロが語り、ポリアが語り了えると、まさに小さき花冠も出来て、甘き接吻を与えた後、男の頭に被せる。耳欹てていた乙女ら、長き愛のものがたりも果てて、暇乞いして自らの戯れに立ちあがる。ポリアとポリフィロは二人きりとなり、愛の睦言を交わす。ポリア、男をきつく抱擁するうち、その姿は消え眠りに落ちる。 XXXVIII ポリフィロここに夢中なる愛の葛藤を了える。眠りは長く続かぬを悔いるも、嫉妬深い陽は昇る。」 ////////////////// 『哲学者の薔薇園』 Rosarium Philosophorum ,Frankfort,1550年. 中世末期ドイツで著された最も重要な錬金術書 原書pdf(以下の画像をクリックするとgoogleブックスへ) 人間心理の探究方法に行き詰まったとき、心理学者のC・G・ユングが突如として錬金術の研究へと方針変更したという話はよく知られている。 [解説と連作図版]. 印刷術の黎明期に突如あらわれ、錬金術界に多大な影響を与えた愛の化学操作の過程を示す20枚のタブロー。心理学者C・G・ユングによってその重要さが再評価された、錬金術図版の鋳型。 http://www.audio-books-online.net/Rosarium_Philosophorum/ Woodcut 14. 105x89mm. http://macrocosm4alchemy.web.fc2.com/translation/Rosarium_Philosophorum.html http://web.kyoto-inet.or.jp/people/tiakio/alchemy/jung3.html The Fixation. The hermaphrodite or conjoined King and Queen (now having lost its wings) still lies as if dead in a sepulchre. A small female spirit rises into clouds. (Compare with emblem 7). ユングが『転移の心理学』で論じて有名。 第1章 メルクリウスの泉;第2章 王と女王;第3章 裸の真実;第4章 浴槽の水に漬かること;第5章 結合;第6章 死;第7章 魂の上昇;第8 章 浄化;第9章 魂の帰還;第10章 新たな誕生 ![]()
by yojisekimoto
| 2010-11-01 04:54
| 研究
|
プロフィール
横浜在住。ナマケモノ倶楽部、TCX会員。参加している地域通貨は、Q(ID名は6463749)、三鷹seeds、鴨川安房マネー、多摩COMO、千姫プロジェクト(IDは「ヨウジ」)、千葉ピーナッツ、ccsp各種(IDはyojisekimoto)です。
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