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デカルト:メモ

パスカル、デカルト、スピノザ、ライプニッツの関係性(17世紀哲学群像)を図解してみた。
カントを位置づけるとしたら、図の外枠(理性の限界)となるだろう。

 _____スピノザ_______
|      平行        |
|    ___|__      |
| 思惟|      |延長   |
|   |      |     |
|   | デカルト |    カント
|  我思う → 故に我あり (理性の
|   明証性(自然の光)   越権行為禁止)
|      ||\       |
|      || \   必然 |  
|      ||  \  矛盾律|
|  /\  ||   論理化  |
|  ||  ||  ライプニッツ|
|  ||  \/     理由律|
|_パスカル_神の存在証明_偶然_|


「我思うゆえに我あり」は何らかの意味ではなく意味自体の条件だと考えられる。
思惟を明証的だと考えることが重要となる。

参考:山田弘明『真理の形而上学 デカルトとその時代』
(上記書はマルブランシュ紹介本としても優れている。)
by yojisekimoto | 2010-11-25 00:02 | スピノザ


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