パスカル、デカルト、スピノザ、ライプニッツの関係性(17世紀哲学群像)を図解してみた。
カントを位置づけるとしたら、図の外枠(理性の限界)となるだろう。
_____スピノザ_______
| 平行 |
| ___|__ |
| 思惟| |延長 |
| | | |
| | デカルト | カント
| 我思う → 故に我あり (理性の
| 明証性(自然の光) 越権行為禁止)
| ||\ |
| || \ 必然 |
| || \ 矛盾律|
| /\ || 論理化 |
| || || ライプニッツ|
| || \/ 理由律|
|_パスカル_神の存在証明_偶然_|
「我思うゆえに我あり」は何らかの意味ではなく意味自体の条件だと考えられる。
思惟を明証的だと考えることが重要となる。
参考:山田弘明『真理の形而上学 デカルトとその時代』
(上記書はマルブランシュ紹介本としても優れている。)