農工連合( Fédération agricole-industrielle)。
プルードンは晩年の著作で自らの主張をこの一語で表現した。
これは現在の日本でTPPをめぐる輸出拡大を狙う経産省、経団連と、それに対峙する農業関連者、消費者の間の齟齬を考えたとき、実に今日的な課題を示す言葉だということがわかる。
1993年の米不足の際、日本がタイ米を買い占めたためにタイの米の値段が上がり、タイの貧しい人が米を買えなくなった。
食料自給は70億を超える人口を地球が抱える今、先進国の責務なのだ。
そして、工業の側が農業の側に歩み寄る形以外には、自律分散的で自立可能な未来はやってこないということも想像に難くない。