人気ブログランキング | 話題のタグを見る

栄養学

僕が秘かに栄養学の柄谷行人と呼んでいるのが丸元淑生だ。惜しくも最近亡くなられたが、考え方は今も正しいと思う。

「丸腰で戦うな、装備を整えろ」

貧困と栄養バランスの欠落に対する正確なアドバイスだ。
NAM東京事務所で小沢さんという同じ丸元愛読書の方と丸元流のおでんを作ったのはいい思い出だ。
資本の分析は今自分が食べているものの分析から始まる。

http://blog.livedoor.jp/journey893crow/archives/1609535.html
 〈人間も含めて自然界の動物は、体が求めるものだけを無意識に食べているだけで栄養バランスが保てるようにプログラミングされていると言っていたのは丸元淑生さんだったでしょうか。自然に備わったその感覚を狂わせるのが飽食習慣なのでしょうね。〉

昔なら果物を摂ることでビタミンCを摂れたが、今は甘いものを食べろという間違った指令だけが残ったという。人間の本能が壊れているのだ(『丸元淑生のシステム料理学』参照)。

丸元の言説の細部にこだわる前に、考え方を見習うべきだろう。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%B8%E5%85%83%E6%B7%91%E7%94%9F
丸元 淑生(まるもと よしお、1934年2月5日 - 2008年3月6日)は、作家、料理研究家。大分県生まれ。東京大学仏文科卒。1978年「秋月へ」で芥川賞候補、1980年には二度芥川賞候補。『丸元淑生のシステム料理学』で自身の健康のために栄養によく廉価な料理の方法について書き、以後もっぱら栄養の点から見た料理の研究家として著書多数。 2008年3月6日、食道がんで死去、74歳。
by yojisekimoto | 2012-11-22 13:18 | 研究


<< 『哲学の起源』(岩波書店):目次 デュルケム『自殺論』と同業組合 >>