ヨハン・クライフ(1947~2016)
その可能性の複数の中心
クライフターン、トータルフットボール
その可能性は複数の中心を持つ
クライフのすごいところはポジショニングだ。
1974年のブラジル戦、西ドイツ戦のビデオで見たとき、動いて欲しいところにクライフが動いていて驚いた。ゲームで自分が動かしているかのようだった。
つまらない試合もクライフの手にかかると面白くなる。
ユーロで優勝したギリシアを攻撃的に再解釈したのもその一例だ。
今日のバルサもクライフがいなければ至高の存在足り得なかった。
バルセロナやバイエルン、自治と自主管理の伝統とサッカーはともにある。
自分にとってクライフは21世紀最大のアナーキズムの思想家だ。