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スピノザとカント

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スピノザとカントの哲学の関係を図解↑してみた。
実体は理性よりも上位概念の神と対応するはずなので、間違っているかもしれないが、スピノザ=空間的、カント=時間的など、以前描いたものよりも個人的にはしっくりくる図だ。
直観知などは理性と悟性、または理性と神の中間におけばいいのだろうか?

ちなみにヒンズー哲学は実体を認めるからスピノザに、仏教哲学は実体を認めない認識論だからカントに対応すると思う。

追記:
今度はこれまでの論考を参考に近代西欧哲学の構図を図解↓してみた。
スピノザとカント_a0024841_21394138.jpg

デリダ等も含むユダヤ的思想の西欧近代(市民)哲学への回収がなければ、イスラエル=パレスチナ問題等、世界政治の問題も解決しない。アメリカに関してもユーロッパからの玉突き的な問題の転移と考えられる。
四角右下のアソシエーションに関してはあえて空白にしてある。
もう少しわかりやすくすると以下↓のようになる。
スピノザとカント_a0024841_21405723.jpg

この図の理解にはフラクタルといった数学的センスが必要となるだろう。
by yojisekimoto | 2007-06-30 19:45


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