ペンローズの三角形は、ラカンのボロメオの環を連想させるが、ラカンのそれよりもより厳密だと思う。
量子力学やゲーデルの不完全性定理をそれぞれ物理的世界とプラトン的世界の核に位置づけているためだ。
実はヘーゲルの三角形もペンローズの三角形と相似だと思う。
この場合、論理学はプラトン的世界に、自然哲学は物理的世界に、精神哲学は精神的世界にそれぞれ相当する。以下の図の色分けはペンローズの指示によるものだ。理由はわからないが的確だと思う。

参照:http://gitanez.seesaa.net/article/29287123.html
ちなみにラカンの場合、上記の三区分は象徴界、現実界、想像界に相当する。
追記:
ちなみにラカンの『encore』掲載の図は以下。
ジジェクがヘーゲル論で引用している(ヘーゲル哲学体系との対応は指摘していない)。ジジェクによると絶対知はSAで表せる。

http://reconstruction.eserver.org/041/malsky.htm
参考:
『ヘーゲルの未来』(カトリ-ヌ・マラブー、Catherine Malabou)の冒頭に以下のヘーゲルの素描が紹介されている(英語版では表紙に採用されている)。
「自然哲学」の草稿に描かれ、内容的にもそれに関係したものだというが、『精神現象学』における意識、自己意識、理性と解釈するとわかりやすい。
神的三角形と違いヘーゲル自身の試行錯誤をうまく表していると思う。