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フリードリッヒ大王

カントは第三批判でフリードリッヒ大王が書いた詩を引用しているし、ヘーゲルも歴史哲学講義でフリードリヒ大王の教養と人間性を絶賛している*。
調べたら、伝記映画が戦前から戦中にかけて何本か映画化されている。

紹介した上の映画は晩年(七年戦争の勝利)を描いたもので、ナチスのプロパガンダ映画と見なされているため、あまり見る機会がない。
戦前にも同じ役者がフリードリヒ大王を演じていてこちらは『ラインの悲愴曲』というタイトルで日本公開もされているようだ。

描かれた歴史を中心に映画を見るのは、従来の映画史と違った価値観が発見されて面白い。
クラブミュージックが音楽の聞き方を変えたのと同じくらいの変化だと個人的に思う。

以下、参考動画(フリ−ドリヒ大王関連映画は4、5本あるようだ)。

Fridericus - 1937



http://www.youtube.com/watch?v=aQzYUxRRhPw
ライン悲愴曲?
Fridericus Rex

*追記:

1779年、フリードリッヒ2世は ダランベールのすすめで「国民を欺くことは許されているかどうか 」というベルリンのアカデミーからの懸賞問題を出しており、ヘーゲルは『法の哲学#317』と『精神現象学』精神の章、教養の節で引用している。
国民及び民族は、精神の本質においては欺かれないが、行動や出来事を評価する方法に関してはおのれ自身によって欺かれるというのがヘーゲルの見解らしい。
その他、フリードリッヒ2世とバッハ、オイラーとの関係も興味深い。
by yojisekimoto | 2009-05-02 14:15 | 歴史


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