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中世普遍論争の援用:メモ

中世普遍論争を援用するといろいろな論争の輪郭がはっきりしてくる。
(以下時間軸で並べた)

    実体重視      関係性重視

   ヒンズー教______仏教  (参考:末木『東洋の合理思想』)

    プラトン______アリストテレス

   グノーシス______キリスト教

 ユダヤ教/神道______仏教

     実念論______唯名論

    スピノザ______カント

    リカード______ベイリー  (参考:廣松『資本論の哲学』)

    ヘーゲル______フォイエルバッハ  (参考:柄谷『トランスクリティーク』現代文庫版p255)

  サン・シモン______プルードン

    実存主義______構造主義

      ダリ______ピカソ

ドキュメンタリー______フィクション,ドラマ

     サール______デリダ



追記:
以下のハイデガーのモデル(参考:東浩紀『存在論的郵便的』)はそうした二項対立を無化するものとしてある。

    ↓メタレベル(存在)
       _____
      (  __ )↑論理形式の産出 
       )(  )|                   
      /↓ \//___実存論的構造(2レベルの媒介)
     /規定 //  
    /  _| |\ ↑
   / _/   | \
  /_/______\_\オブジェクトレベル(存在者)
 //   ☆現存在  \_\
(○ (メタレベルへの入り口))
 \ ○__○____○___/

○=客体的存在者
by yojisekimoto | 2009-12-15 12:28 | 研究


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