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近代から現代へ至る思想の見取り図:メモ

近代から現代へ至る思想の見取り図(図式*)

         [近代主観主義]
          ヘーゲル
         (絶対精神)
            |
            |  ↓ 
            |   
 [個人の内面]    |     [社会の現実]
 キルケゴール_____|_____ マルクス
(主体的実存)\    |    /(共産主義社会)
        \   |   /
         \  |  /
          \ | /↓
           \|/ 
          [現代思想]
           ニーチェ
          (神の死)


上記はK・レヴィットの図式(『キルケゴール 人類の知的遺産』p.32の図を90度回転させた)。
近代はへーゲルの絶対精神に発し、現代のニーチェの神の死へ至る。
その際、観念と物体、内面と社会のバランスが大切だとレーヴィットは言う(『ヘーゲルからニーチェへ』)。
柄谷行人ならキルケゴールではなくカントを導入するだろう。


追記:図式について

カントによれば、図式とは概念と直観の媒介者であり、時間規定である(図式によって全体を見渡せるとはカントは考えていない)。
そして、図式は時間規定(量→質→関係→様相というカテゴリー内、つまり系列→内容→秩序→総括のうちのどれか)であるというカントの主張を、ハイデガーは『カントと形而上学の問題』で「対象つまり存在とは時間である」と読み替える。
さらに、カントが第一批判の第二版で図式を機能させる構想力の地位を悟性以下に格下げしたことを非難するのだ。

ハイデガーによる、図式という媒介を称揚しつつ構想力つまり存在了解を擁護する戦略は巧みだが、それがヘーゲルの場合、媒介そのものを拒絶する戦略が採用される。しかもこの場合はトリアーデというヘーゲルによって採用された図式**が実体化及び象徴化、さらにはカントの言葉でいえば形象と化しているのである。

**参考:
ヘーゲルのメモ
神的三角形及び(マラブー『ヘーゲルの未来』の表紙に採用された)自然哲学草稿への落書き
http://pds.exblog.jp/pds/1/200707/04/41/a0024841_1514745.jpg

http://pds.exblog.jp/pds/1/200711/19/41/a0024841_13504597.jpg
http://pds.exblog.jp/pds/1/200708/18/41/a0024841_17322374.jpg

追記の追記:
こちらの方がいいかも。

         [現代思想]
          ニーチェ
         (神の死)
           /|\
          / | \↑
         /  |  \
 [個人の内面]/   |   \ [社会の現実]
 キルケゴール/____|____\マルクス
(主体的実存)     |    (共産主義社会)
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         [近代主観主義]
          ヘーゲル
         (絶対精神)
by yojisekimoto | 2010-01-15 23:07 | ヘーゲル


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