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権力とは何か?

プルードンがナポレオン三世と会談した際、次のような会話があったと言われている。

ナポレオン三世「いったい君はどのような社会を望んでいるのかね?」
プルードン「私は私が保守主義者としてギロチンにかけられる社会を夢見ています」*
http://yojiseki.exblog.jp/5230243/
*(『コンミューンの炬火 -ブランキとプルードン- 』S.モリニエ他  現代思潮社より)

ボブ・ディランの「イッツオーライトマ」のラストのようなセリフだが、ここに権力に対する
プルードンの感受性が見て取れる。

プルードンとナポレオン三世(マルクスでは断じてない)、チャップリンとヒトラー、エイゼン
シュテインとスターリン、このような一騎打ちに比べれば今日の権力闘争をめぐる言説は、(以下
のようなブログ記事**は例外だが)表層的なものである。

ちなみに、権力とは何かを知りたければ、エイゼンシュテインの『イワン雷帝』を観ることを薦める。

**佐藤優の眼光紙背
http://news.livedoor.com/article/detail/4543253/
 本件は、基本的に「国家を支配するのは誰か」という問題をめぐり官僚と民主党の間で展開されてい
る権力闘争だ。国民とは関係のない「彼らの喧嘩」である(略)

この戦いに検察が勝利すると、国家を支配するのは、自民党政権時代と同じく官僚であるということが
確認される。当然、世の中は暗くなる。

ここで、小沢幹事長が勝利するとどうなるか? 小沢チルドレンをはじめとして、民主党の衆議院議員
には、要領だけよく、権力欲が強い偏差値秀才がたくさんいる。こういった連中が「俺たちが国家の支
配者だ」と威張り散らす。それに検察が擦り寄る。検察は組織だ。仮に今回、特捜が小沢幹事長に敗れ
ても、この事案に関与した検察官をパージし、新体制の特捜をつくる。その特捜が、小沢民主党の意向
を忖度(そんたく)しながら、あらたな権力基盤をつくろうとする。この場合も世の中は暗くなる。


**堀江貴文氏のブログより
http://ameblo.jp/takapon-jp/entry-10416652340.html
『小沢さん、ここはやっぱり検察の独自捜査権を奪うべきだ。その代わりFBI的な
組織を警察庁に設ければいい。検察と警察がある程度パワーバランスをとって
お互いに牽制しあう体制にすれば冤罪は減ると思う。そして検察官の起訴便
宜主義を撤廃すべきだ。大陪審の創設が不可欠である。そして、捜査の全面可視化
だけでなく、弁護士の同席を原則認めるべきである。で、すべての否認事件に関
して裁判員裁判を認めるべきである。ここまでやって司法制度改革は完結できる。』

今回の事件に関わらず民主党はこのような事を参考に司法・検察制度の改革を断行すべきである。
(略)

あなたしかいない。参院選で過半数を確保したのちのあなたのライフワークを完璧なる司法制度改革に
絞って欲しい。鳩兄など首にしてしまえ。俺はあなたの突破力に期待している。
by yojisekimoto | 2010-01-16 07:02 | 歴史


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