サッカー日本代表の岡田監督(及び大木コーチ)の采配を見ていると、理想を追っているのはいいが、選手を型にはめすぎているような気がする。
これはカントのいう構成的理念を想起させる。
オシムの場合は、最初の頃はワンタッチを強要して、同じく理想を追いすぎていた面があったが、選手の判断を尊重するところがあった。こちらはカントのいう統整的理念のモデルと言っていいだろう。
岡田監督の誕生そのものの背景が、そもそも協会の独断による就任な訳で、構成的理念そのものを体現しているとさえ言える。
オールスターのファン投票を二年連続中止にするような協会の姿勢には問題がある。もっと観客からのフィードバックを考えないと組織のボトムアップもできないだろう。
クリストファー・アレグザンダーのセミラティスではないが、ツリー状の構造は必ずしもリゾームを排除しないのだから、協会、岡田監督はやり方を反省するべきだ。